コロナ県警報 24日解除 状況変化なし前提に 知事 4連休の予防訴え

2020年9月18日 05時00分 (9月18日 09時52分更新)

県感染拡大警報を24日で解除すると発表する杉本知事=17日、県庁で

 県は新型コロナウイルスの「感染拡大警報」を二十四日で終了し、予定通り解除する。杉本達治知事が十七日、県庁で記者会見し、発表した。今後の感染状況に大きな変化がないことが前提で、十九日からの四連休は引き続き感染予防対策の徹底を求めた。(鈴木啓太、山本洋児、尾嶋隆宏)
 県内の新規感染者は、九日間連続で発表されていない。十七日現在、病床(二百十五床)の占有率は8・4%(十八床)、集中治療室(ICU、二十四床)は12・5%(三床)で、ともに警報基準の20%を下回る。ICUの占有率は注意報基準の10%以上を超えるが、今後は落ち着く見通しのため、注意報への切り替えもしない。
 二十五日以降は「東京都への不要不急の往来自粛」は解除し、往来を慎重に判断する「感染拡大注意地域」と位置付ける。国に合わせてイベントの人数制限も緩和。収容人数一万人超の施設は収容率を50%以内とする。一万人以下の施設は、声援や歓声を伴うかどうかで基準が一部異なる。
 一方、十九日からは四連休が始まる。杉本知事は七月の連休やお盆の後、感染の拡大が見られたとして「どこに新しいクラスター(感染者集団)やウイルスが潜んでいるか分からない。感染が拡大しないように気を付けてほしい」と強調。宮城、栃木、群馬、千葉、神奈川、愛知、大阪、沖縄の感染拡大注意地域の八府県(十七日現在)との往来に慎重な判断を促した。
 警報は八月二十七日に注意報を引き上げる形で発令された。当初は九月十日までの期間だったが、カラオケ喫茶でのクラスター発生により、病床占有率が警戒レベルを当面下回らないとみられたことから二十四日まで延長された。
 県内は、感染者が初めて確認されてから十八日で半年になる。杉本知事は「新型コロナとの戦いは続くが、気を張ってやっていく。臨機応変にいろんな発信をするが、柔軟に対応してもらいたい」と県民にメッセージを送った。

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