桜を見る会「中止で幕引き」に批判も

2020年9月18日 05時00分 (9月18日 05時01分更新) 会員限定
2019年4月、「桜を見る会」であいさつする安倍首相(当時)=東京・新宿御苑で

2019年4月、「桜を見る会」であいさつする安倍首相(当時)=東京・新宿御苑で

  • 2019年4月、「桜を見る会」であいさつする安倍首相(当時)=東京・新宿御苑で
 公費で賄われる首相主催の「桜を見る会」について、菅義偉首相は来年以降の中止を表明した。過去の参加者からは会の趣旨を評価して惜しむ声も上がるが、安倍政権での私物化疑惑や公文書管理問題は残ったまま。識者らは「中止で幕引きを図ろうとしている」と批判する。
 「安倍政権が長くなる中で招待客が多くなったのは事実。会の在り方についても批判がある。来年以降、桜を見る会は中止をしたい」。菅首相は十六日夜の記者会見で、こう述べた。
 一九五二年から続く伝統行事で、阪神大震災や東日本大震災といった非常時以外は歴代首相が継承してきた。「もったいない」と話すのは、参加経験がある報道プロデューサーのデーブ・スペクターさん。「元々は外国の大使を呼んで日本の桜の美しさを世界に自慢するもの。出発点は素晴らしかったが、いつの間にかちょっと違うものになってしまった」と残念がる。
 桜を見る会の問題は、野党が国会で追及を強めた昨年秋に浮上した。安倍氏の地元後援会員が多数招かれたとの批判が強まり、政府は十一月に今年の中止を決定。官房長官だった菅首相は招待基準などを「全般的に見直す」と説明していた。
 問題を追及してきた神戸学院大の...

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