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堂本光一「Endless SHOCK」スピンオフ版でうれしい“誤算” シリーズ“醍醐味”にゴーサイン!

2020年9月18日 05時00分

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新たな形で幕を開けた「Endless SHOCK―Eternal」のワンシーン。中央奥が堂本光一

新たな形で幕を開けた「Endless SHOCK―Eternal」のワンシーン。中央奥が堂本光一

15日、大阪市・梅田芸術劇場で幕開け

 「KinKi Kids」の堂本光一(41)の主演ミュージカル「Endless SHOCK」の本編から3年後を描いたスピンオフ版「Endless SHOCK―Eternal―」が、15日に大阪市・梅田芸術劇場で幕を開けた。新型コロナ感染対策のため、限られた舞台装置の中で実現可能な演出を模索しつつ、登場人物それぞれにスポットを当てて物語に深みを与える新たな台本を光一が考案。キャストからも絶賛の声が相次いでいる。
 コロナ問題がなければ、梅田芸術劇場では今ごろ本公演の幕が開いていただろう。しかし同じ環境下での上演は不可能となり、「この状況を考慮して何か新しいものを作る」と判断。キャストやスタッフ、観客の安全第一を徹底した上で、故ジャニー喜多川社長が創り上げた世界観を守りながら物語に深みを与えるという難題に立ち向かった。
 描いたのは主人公コウイチの死去から3年後の世界。名場面を回想しながら、当時それぞれがどんな心情だったかを打ち明ける。台本を作る上で光一は、ヒロイン・リカ役の梅田彩佳(31)や劇場支配人役の前田美波里(72)に“取材”したという。
 「梅ちゃん(梅田)は打ち合わせの時、『リカの気持ちを原稿用紙を5枚くらい書いてください』と言ったら、本当に書いてきてくれた。ビバさん(前田)も送ってくださったし、リアルに演じている人が、役として思っていたことを教えてもらいながら作ることができました。女心わからないですから、俺(笑)」
 通常は120人以上のキャスト・スタッフを70人以下に絞った。全員がけいこ初日前と大阪入り前にPCR検査を行い全員陰性を確認した。公演の中日(なかび)近辺でも行う。演出面では、名場面の「階段落ち」には過去の映像を代用。殺陣シーンにはスローやストップモーションを取り入れたほか、どうしても密になるシーンは、場面の終了ごとに舞台裏で手指の消毒をする。舞台下のオーケストラピットは使用せず、間隔を空けるために今回は舞台上での生演奏とした。
 うれしい“誤算”もあった。企画段階では、SHOCKシリーズの醍醐味(だいごみ)であるフライングは封印すると宣言していたが、製作側と話し合った結果、客席上空を飛ばなければ問題なしとゴーサインが出たため、赤い布や傘を使った優雅な光一の舞が見せられることになったのだ。
 前田は「稽古中は知らなかったんです、光一さんが飛ぶことを。だから『やっぱり飛ぶんだ!』と思った感覚は、お客さんと同じだと思います」とファン目線で大喜び。光一も「お客さんの近くにはいけませんけど、ステージからエネルギーを放てれば。われわれとしては今できる最大限をステージ上でパフォーマンスしたいと思っています」と語った。
 公演は10月12日まで。10月4日午後6時開始の公演は無観客とし、SHOCKシリーズ史上初めて有料配信を行う。

麻生副総理の愛用品「ポチッと押しました」

 形を変えて上演を実現させたものの、舞台裏の苦労話も光一はつまびらかにした。
 東京都内で稽古を開始した時、キャストはマウスガードを着けて歌い、踊っていたが、口が固定されるために歌いづらいと判断。麻生太郎副総理が愛用するものと同じヘッドセットと一体型のマウスシールドを通販で見つけ、「ポチッと押しました」と全員分を購入したことを明かした。
 自分たちで決めたこととはいえ、梅田芸術劇場に移動後も制限だらけだ。「休憩に入って30分後に再開するとき、エレベーターが(1回に)4人までしか乗れないので、待っているところですごい密だった。『分散しろ』と言ってずっと待っていて、やっと楽屋に戻ったら『再開5分前です』って。『うそでしょ?』と思いました」
 何よりも苦しんでいるのが食事。「どこにも食べに行っちゃいけないというルールがありまして、夜ご飯が毎日弁当。用意してくださるのはありがたいんですが、圧倒的に(量が)足りないんです。やっぱりメシ、楽しみの一つですよね」

「KAT―TUN」上田竜也が演じているうちに気付いたこと

 光一が仕上げた台本はキャストにも大好評だった。梅田は「リカは『こんなふうに思っていたんだ』と答え合わせができた。本編の時に歌っていた曲でも、3年後に歌うと違う新しい気持ちになれるんだと感じられました」としみじみ。前田も「自分の役柄にたくさんの肉づけができたので、今回が終わってまたいつものスタイルになったとき、もっとひとつの役が膨らむんじゃないかと。すごくいい経験をさせていただいた」と光一に感謝した。
 コウイチのライバル役の「KAT―TUN」上田竜也(36)は「やっていくうちに気付いたのは、過去の自分と今の自分が感情の切り替えが難しいこと。自分の役の中では肝(の部分)だなと思ってやっています」と手応えを口にしていた。

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