石張り護岸除草 建機で 黒部河川事務所などテスト

2020年9月18日 05時00分 (9月18日 10時30分更新)
堤防の断面図を入力するとアームがのり面に沿った角度に維持される建機を使った除草テスト=入善町浦山新で

堤防の断面図を入力するとアームがのり面に沿った角度に維持される建機を使った除草テスト=入善町浦山新で

  • 堤防の断面図を入力するとアームがのり面に沿った角度に維持される建機を使った除草テスト=入善町浦山新で
 国土交通省黒部河川事務所と北陸技術事務所は十七日、入善町浦山新の黒部川右岸で、人力に頼ってきた石張り護岸ののり面除草の機械化に向け、建機の初テストをした。
 河川事務所は毎年梅雨、台風シーズン前に堤防の健全性確認のため、黒部川両岸計三一・四キロを除草している。同河川の石張り護岸は、北陸地方整備局管内の堤防除草で主力となっている無線操縦の自走式除草機が使えないため、作業員十数人が肩掛け式の草刈り機を使って梅雨前は約二カ月、台風シーズン前は約一カ月かけて除草している。炎天下の厳しい作業で、効率も悪いという。
 今回試験した建機は、従来の、のり面整備に使われているものを応用した。堤防の断面図を入力するとアームの角度が保持され、簡単な操縦で、のり面に沿って動くようになっている。除草のため、アームの先端は草刈り機に交換した。
 技術事務所などによると、この日のテスト結果を基にコストや効率を検証し、早ければ二〇二一年度にも除草機械を導入したい考えだ。 (松本芳孝)

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