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コロナ禍の世界、問題提起 京都国際マンガミュージアムがWeb展

2020年9月18日 05時00分 (9月18日 10時28分更新)
安斎肇さんが描いた「はっけよい」=京都国際マンガミュージアム提供

安斎肇さんが描いた「はっけよい」=京都国際マンガミュージアム提供

 新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)などから着想した漫画を募集・公開する「マンガ・パンデミックWeb展」が、京都国際マンガミュージアム(京都市)の公式ウェブサイトで始まった。オンライン展覧会の利点を生かし、作品が増え続けていくことを目指す。
 マスク姿の力士ががっぷり四つに組み合う。展覧会に際し、イラストレーター安斎肇さんが寄せた作品だ。つぶった目、小さなマスクがユーモアを感じさせる。漫画家しりあがり寿さんはコロナ禍における「新しい生活様式」にちなんだ連作、漫画家さそうあきらさんは感染症の疑いで隔離された少女の心情に迫る8ページの短編を「お手本」として出品した。
 展覧会は国内外の平和博物館の連携組織「平和のための博物館国際ネットワーク」と京都精華大国際マンガ研究センターが主催した。企画を担当した同大マンガ学部の吉村和真教授は、感染者への差別や「自粛警察」といった問題が日々起きる中、描き手の思いや表現も変化してゆくと推測。生まれ続ける創作の受け皿になれるよう、インターネット上で作品を募り、順次公開する手法を選んだ。
 募集対象はプロ、アマチュアを問わない。形式も一こま、四...

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