ほこりや抜け落ちた髪 簡単に処理  宿泊施設向けシート 

2020年9月17日 05時00分 (9月17日 09時42分更新)
髪の毛やほこりを取るエチケットシートの見本品を手にする八木さん=敦賀市で

髪の毛やほこりを取るエチケットシートの見本品を手にする八木さん=敦賀市で

  • 髪の毛やほこりを取るエチケットシートの見本品を手にする八木さん=敦賀市で

 敦賀の八木さん開発  


 東京のホテル、アメニティーで導入

 敦賀市の企画販売業「WE ARE(ウィーアー)」の代表八木あゆみさん(52)が、衣服に付いたほこりや、床に落ちた髪の毛を取ることができる宿泊施設向けの粘着シートを開発した。抜け落ちた髪の毛の処理に悩んでいた八木さんの体験から生まれた商品。今秋初めて、東京のホテルで部屋に置くアメニティーグッズとして導入される。
 商品名は「やまと撫子(なでしこ)エチケットシート」。大きさは縦十センチ、横九センチで片手で簡単に持てる。五枚一組の使い捨てで、文房具の付箋のように一枚ずつめくって使う。宿泊施設やメーカーなどから助言を受けて九月下旬にも完成する。名称は「日本人らしい気遣いを大切にしたい」との思いから名付けた。
 ドライヤーで髪の毛を乾かす際、抜けて散乱する毛が気になる人は少なくない。八木さん自身、ドライヤーをかけるのが憂鬱(ゆううつ)だったという。さらに宿泊先で同室の利用者がいる場合、相手へのマナーとして手やティッシュで拾うことになり、八木さんは「どんなに楽しい気分でも台無しになる」と話す。
 八木さんが友人らを通じて無料通信アプリ「ライン」などで男女二百六十一人に調査したところ、97%が宿泊施設などで落ちている自分や人の髪の毛が気になると回答した。
 エチケットシートは今秋からホテルベルクラシック東京(東京都豊島区)の各部屋に置かれるほか、市販化も目指す。「私の商品を使った人に少しだけハッピーになってもらいたい」と八木さん。「今は当たり前じゃなくても十年後はみんなが使っているような商品になるように頑張っていきたい」と話した。 (鈴木啓太)

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