にぎわい創出拠点に 福井市企業局の旧ショールーム  

2020年9月17日 05時00分 (9月17日 09時33分更新)

 市中央公園と一体感

 福井市がガス事業を譲渡したのに伴い、四月から空きスペースとなっていた市企業局庁舎一階の旧ガスショールームが十六日、にぎわい拠点「OOTE3(ローマ数字の3)」に生まれ変わった。サテライトオフィスやキッチン用のスペースを備えている。道路を挟んで隣接する市中央公園を活用したイベントも企画されており、関係者は二〇二三年春の北陸新幹線開業に向け、にぎわい創出を加速させたい考えだ。
 運営は越前海岸でカフェなどを経営する内田製材所(福井市)が設立した一般社団法人「地域フロンティアラボラトリー」。内田喜通(よしみち)代表理事(57)は「市中心部にこれだけの公園が広がり、周辺にはオフィスや官公庁も集まっている利便性抜群の場所。福井の困り事の解決や、まちづくりのアイデア実現のお役に立ちたい」と意気込む。
 OOTE3(ローマ数字の3)を核に「サテライトオフィス」「飲食」「イベント運営・企画」の三事業を展開する。サテライトオフィスはアウトドア仕様にして観葉植物を配置。市中央公園との一体感と開放感を演出した。会員制での利用を想定しており、地域活性化に向けた勉強会も開く方針。
 十月から毎週金曜夕方に、市中央公園の一角で軽食や酒を楽しむイベントを計画。福井産にこだわった弁当の開発、販売も検討している。市中央公園での他団体による企画の支援をはじめ、中心市街地で活動する他団体との連携にも意欲を示す。
 スタッフが常駐し、利用は平日午前九時〜午後六時(同九時までの延長可)。土日祝日は原則として休館だが、市中央公園とのイベントと連動して開放する。(問)地域フロンティアラボラトリー=0776(92)0456 (北原愛)

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