富山アラート19日解除 知事方針 往来自粛など緩和

2020年9月17日 05時00分 (9月17日 05時01分更新)

 富山県の石井隆一知事は十六日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴って県が独自に出していた「富山アラート」(感染拡大警報)を十九日に解除する方針を示した。感染者が多く発生した地域との往来の自粛などを緩和する。
 県は感染状況に応じて対応を強める際の基準となる三段階の行程表を策定している。県内では七月以降、感染が再拡大し、最も対策が緩和されたステージ1からステージ2への移行の懸念が強まったとして、八月十一日に富山アラートを発令し、県民に感染対策の徹底などを求めた。
 石井知事は解除理由について「九月に入り、県内の感染者数は減少している。専門家の意見も踏まえ、状況が大きく変わらなければ解除できると判断した」と説明した。
 今月九日以降、県がステージ移行の判断の目安とする入院者数や新規陽性者数などの四指標全てが基準を下回っている。解除日は、社会経済活動に配慮するため、四連休初日の十九日とした。
 解除後もマスク着用などの基本的な感染防止対策の継続や、感染者が多く発生している地域との移動、クラスター(感染者集団)の発生施設の利用は、慎重に判断するよう呼び掛けた。
 ◇ 
 富山県は十六日、県内で新型コロナウイルスの感染が新たに確認されなかったと発表した。新規感染者の公表がないのは六日連続となった。
 県内の感染者は計四百八人、死者は二十五人となっている。

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