豊田の廃線跡利用、ドローンで荷物運搬 昨年に続き県が実証実験

2020年9月17日 05時00分 (9月17日 05時00分更新) 会員限定
ドローンに荷物を搭載する関係者=豊田市中金町で

ドローンに荷物を搭載する関係者=豊田市中金町で

  • ドローンに荷物を搭載する関係者=豊田市中金町で
  • 着陸するドローン=同市東広瀬町で
 県はドローンの実用化を促進する事業の一環として十六日、豊田市中金町と東広瀬町の名古屋鉄道の廃線跡で、空を飛んで荷物を目的地まで自動で運ぶ実証実験を行った。 (小野開栄)
 ドローンは国産で高さ約五十五センチ、横幅約百六十二センチ。最大三十キロの荷物の運搬が可能で、最高で時速六十キロで飛行する。
 実証実験は県から委託された名鉄と中日本航空でつくるグループが実施した。中金町の駅舎跡から一・九キロ先の東広瀬町まで食材や日用雑貨などを搭載して約八分間飛行。事前に送電線や樹木の高さなどのデータを入力してあり、飛行に人間の操縦は不要。離着陸も自動で行った。
 ドローンを飛行させる際には土地の所有者の許可が必要なため、市が土地を所有する名鉄三河線跡が選ばれた。昨年十一月に行われた同様の実験と比べ、今回は一キロほど飛行距離を延ばした。ドローンの着陸場所まで住民が荷物を取りに来るという想定で、超小型モビリティー(三輪自動車)を使って個人宅へ輸送する実験も合わせて行われた。
 県次世代産業室の浅野公輔さんは「人を介することなく荷物を運搬できるので人手不足の解消にもつながる。新型コロナで対面が難しいなかで有効な...

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