フラダンス そよぐ港風 22日金沢港ターミナル 3密避け発表会 野々市のスタジオ 鑑賞無料

2020年9月17日 05時00分 (9月17日 05時03分更新)
フラダンス教室の発表会を控え、金沢港を背景にリハーサルする生徒ら=金沢港クルーズターミナルで

フラダンス教室の発表会を控え、金沢港を背景にリハーサルする生徒ら=金沢港クルーズターミナルで

  • フラダンス教室の発表会を控え、金沢港を背景にリハーサルする生徒ら=金沢港クルーズターミナルで
  • フラダンスの魅力を語り合う大友幸さん(右)とスタジオ代表の竹沢佐江子さん=金沢市内で

 北陸三県で展開しているフラダンス教室「ナ・レイ・プアラニ・フラスタジオ」(野々市市)の発表会が二十二日、金沢市無量寺町の金沢港クルーズターミナルで開かれる。海や空を見渡す展望デッキで、自然の恵み、人への思いやりを大切にするハワイ文化に触れてもらう。鑑賞無料。 (沢井秀和)
 コロナ禍の今年、スタジオはこれまでホテルやホールで年一回開いてきた発表会を見送ることも考えた。クルーズターミナルに入るレストランの開店記念に招かれ、七月にデッキで踊りを披露した際、風がそよぐ中で人との距離を保てば「三密」を避けられると判断。イベントの人数制限を緩める政府の方針も踏まえ、開催を決めた。
 初級から上級レベルまでの二十組近くの百人が参加し、レッスンの成果を披露する。例えば、ハワイに流れる谷川を舞台に男女の愛をうたい上げる曲では、霧雨が降る様子が踊りで繊細に表現される。若いころは経済的に恵まれなかった二人が、永遠の愛を誓い合う歌詞が会場に響く。
 スタジオ代表の竹沢佐江子さんは「毎年百件近く舞台に立ってきたが、今年はコロナのため六件しかない。発表の場があれば、みんなのモチベーションになる。感染症対策をしっかりしながら芸術活動を続けていきたい」と話している。
 当日は午後四時開演。弁当、ドリンク付きのテーブル席は一万円。前売り券のみで、申し込みはナ・レイ・プアラニ・フラスタジオ=電076(246)0804=か、竹沢さん=電090(8093)7938=へ。テーブル席以外でも来場者は無料で鑑賞できる。

週3回レッスン「フラが最優先」 最高齢89歳 大友さん 

 出演する女性の中で、金沢市笠市町の大友幸(みゆき)さん(89)は最高齢の一人となる。
 フラを始めたのは七十二歳のとき。家族や医師から運動を勧められ、訪ねたスポーツジムで目にしたのが、竹沢代表の母で、スタジオを主宰する竹沢康子さんの優雅な踊りだった。魅せられて習いだすと、やみつきになった。
 教室では、おなかに力を入れて腰を伸ばし、胸を張る姿勢を保ちつつ音楽に合わせて手足を動かす。続けるうちに、ぜい肉が次第に落ちていった。現在も週三回レッスンに通う。振りを覚えるためメモをし、手足の動きの確認を繰り返す。「頭の体操にもなります。いろんな用事があるけど、フラダンスを最優先にしています」
 八十歳と八十二歳の時に膝や股関節の手術を受けたが、すぐにレッスンに戻った。「出るところに出て好きなことをしておるから、元気でおれます。動ける間は続けたいです」。今回は二つの演目に出場する。

関連キーワード

PR情報

石川の最新ニュース

記事一覧