ドングリ凶作でクマの肉食性懸念 大野で出没対策連絡会

2020年9月17日 05時00分 (9月17日 05時00分更新) 会員限定
 大野市のツキノワグマ出没対策連絡会が十六日、大野市の結とぴあで開かれた。県の調査ではドングリが二年連続の凶作で、本年度もクマの大量出没の可能性が高い上に、実がならないことでシカなどを食べて肉食性が進んでいる懸念が示された。
 市の関係者や警察、猟友会などから十五人が出席。事務局の市が十一日に鯖江市で開かれた県の連絡会の内容を伝えた。
 連絡会では「ドングリがならないため、シカを捕食するなど肉食性になっている」との報告があったことを明かし、地元猟友会からも「くくりわなにかかったシカがクマに食べられている」と市内でもクマの肉食性が進んでいる恐れを指摘した。
 市内では、大量出没だった昨年度を上回るペースで目撃が相次いでおり、猟友会からは「すでに大量出没は始まっている。昨年度は対策本部をつくってスムーズに対応できた。今年も早期に設置を」との要望があり、市側もスムーズに設置できるよう準備を検討することに理解を示した。
 大量出没に備えて、パトロールの徹底や情報発信、イノシシ用電気柵を十二月まで設置するなどの対策を確認した。 (山内道朗)

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