関市の関商工高で新聞使い災害対策学ぶ

2020年9月9日 05時00分 (9月16日 19時39分更新)

新聞記事を読んで模造紙に意見を書き込む生徒ら=岐阜県関市関商工高で

 岐阜県関市関商工高校建設工学科土木類型の三年生十七人は七日、七月の豪雨で被災した下呂市や熊本県の様子を伝える新聞記事を活用して災害対策を学んだ。
 土木技術者を目指す生徒が多い同類型では、将来の仕事に役立てようと災害について学んでいる。今回もその一環で、記事を読んでそれぞれの意見を模造紙に書き込んだ。
 ある生徒は「下呂市萩原町中呂(ちゅうろ)で市が避難指示を出した時には既に川の氾濫が始まっていた可能性も」という記事を読み、「指示が出る前に早めの行動を」「自分たちも常に最善の備えをしておくべきだ」と記した。
 別の生徒は「下呂市小坂町の国道41号が四十日ぶりに復旧した」という記事に、「とても早く復旧した。誰かのために働ける人になりたい」と思いを書いた。
 萩原町出身の岡崎郁也さん(18)は「水害は実家の近くで起こり、いつどこで起こるか分からないと感じた。将来は土木関係の仕事に就いて社会を守りたい」と力を込めた。
 授業を担当した浅野伸保教諭(39)は「生徒たちはじっくりニュースを読む時間が減っている。社会の実情を知って仕事に役立ててほしい」と期待した。(森健人)
(9月9日付 中日新聞朝刊中濃版より)

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