イスラエルがUAE、バーレーンとの国交に署名 仲介のトランプ氏同席

2020年9月16日 16時00分 (9月16日 16時00分更新) 会員限定
 【ワシントン=金杉貴雄】イスラエルのネタニヤフ首相とアラブ首長国連邦(UAE)、バーレーンの中東二カ国の各外相は十五日、米ホワイトハウスで行われた国交正常化の署名式に出席し、仲介したトランプ大統領同席のもと合意文書に署名した。パレスチナ問題で対立してきたイスラエルと国交を結ぶアラブ諸国は計四カ国となった。
 トランプ氏は署名式で「われわれは歴史の流れを変える。分断と対立を繰り返してきた中東の新しい夜明けを迎えた」と歴史的意義を強調した。
 ネタニヤフ氏はトランプ氏に対し「明確にイスラエルの側に立ち、イランに立ち向かい、イスラエルとパレスチナの現実的和平案を示し、平和の仲介に成功した」と絶賛。「アラブとイスラエルの対立を終結させられる」と語った。
 トランプ氏は署名式に先立ち記者団に、イスラエルとの国交正常化についてアラブ諸国のうち「少なくとも五、六カ国と話し合っている。多くの国が署名したいと考えている」と強調した。米政権はオマーンなどにも働き掛けており、中東の大国サウジアラビアの動向も注目されている。
 イスラエルがアラブ諸国と国交を結ぶのは一九九四年のヨルダン以来二十六年ぶり。トランプ氏は、仲介外交を歴史的成果として十一月の大統領選に向けアピールしたい考えだ。

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