白峰の過疎 考えよう NPO法人など企画 キャンプ19日から

2020年9月16日 05時00分 (9月16日 10時37分更新)
「地域の人を呼び込みたい」と話すサゴジョーのスガタカシさん=白山市白峰で

「地域の人を呼び込みたい」と話すサゴジョーのスガタカシさん=白山市白峰で

  • 「地域の人を呼び込みたい」と話すサゴジョーのスガタカシさん=白山市白峰で

 白山市白峰で十九日から、山間部の過疎地域の課題を教材にして学ぶ「オータムキャンプ」が三泊四日で開かれる。講師は、地域住民や大学の教員、脚本家などさまざま。過疎地域に若者を呼び込み、山積する課題の解決に向け、ともに考える。
 テーマは、白峰地域ならではの課題。例えば、伝統菓子「とち餅」の作り手を絶やさない方法や、野生動物と共存するための情報技術(IT)活用法など。参加者は地元の旅館に滞在しながら解決方法を考える。金沢工業大(野々市市)の町田雅之教授や脚本家の舘そらみさんらが講師となり、専門的な視点でアドバイスする。
 同大や白峰の住民でつくるNPO法人「白山しらみね自然学校」、旅行者向け求人サイトを運営する「サゴジョー」(東京都)などが企画。白峰地域に定住者を増やすためには、教育環境の整備が不可欠という考えから、地域全体を寄宿学校「ボーディングスクール」に見立てたまちづくりを進める。NPOの山口隆代表は「キャンプを皮切りに、白峰を教育に特化したまちに変えていきたい」と期待する。
 一方で、地元への周知と理解が課題になっている。実際、住民の中には地域の「学校化」の試みを知らない人もいる。サゴジョーのスガタカシ(活動名)さんは「地域の人を徐々に呼び込み、まちづくりを進めていきたい」と話す。
 キャンプの対象は小学校高学年から高校生、社会人(保護者含む)。参加費は一人二万円(税込み)。(問)白峰ボーディングスクール実行委員会info@shiramine-bs.link (都沙羅)

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