フグ養殖 産官学連携へ 能登ふぐ組合 加工施設など視察

2020年9月16日 05時00分 (9月16日 10時31分更新)
能登産フグの標本を手にした松原創センター長(左)から交配などの技術について解説を受ける参加者ら=能登町越坂の金沢大能登海洋水産センターで

能登産フグの標本を手にした松原創センター長(左)から交配などの技術について解説を受ける参加者ら=能登町越坂の金沢大能登海洋水産センターで

  • 能登産フグの標本を手にした松原創センター長(左)から交配などの技術について解説を受ける参加者ら=能登町越坂の金沢大能登海洋水産センターで

 産官学が連携して能登産フグの普及につなげようと、七尾市の能登ふぐ事業協同組合は十五日、能登町内の水産研究・加工施設などを視察した。フグ養殖の最先端の研究など各施設の取り組みを見学し、事業拡大や生産体制強化へヒントを探った。
 同組合や全日本ふぐ協会(京都市)などの九人が参加。同町越坂(おっさか)の金沢大能登海洋水産センターでは、松原創(はじめ)センター長の案内で大型水槽などトラフグの養殖設備を見学した。センターが実用化を目指すお茶などに由来する成分「カテキン」や炭酸水を活用する環境負荷の少ない最新の養殖法について説明を受けた。
 センター近くで六月にオープンした観光交流施設「イカの駅つくモール」や、いずれも同町宇出津新港の水産物鮮度保持・加工施設、県水産総合センターも視察した。同組合の杉原省理事長は「新型コロナウイルス感染症の影響で流通量減少や価格低迷といった危機もある中、今後各施設との連携を強め地域活性化につなげたい」と語った。 (加藤豊大)

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