小林さん(丸岡高3)俳句大賞 おくのほそ道国際大会・小中高生の部 

2020年9月16日 05時00分 (9月16日 09時53分更新)
高尾住職(右)に句を奉納する小林さん=坂井市丸岡町の称念寺で

高尾住職(右)に句を奉納する小林さん=坂井市丸岡町の称念寺で

  • 高尾住職(右)に句を奉納する小林さん=坂井市丸岡町の称念寺で
 

芭蕉ゆかり称念寺に奉納

 今年二月の「おくのほそ道草加松原国際俳句大会」日本語俳句小中高生の部で、大賞の草加市長賞を受賞した丸岡高校三年の小林陸人さん(18)=坂井市=の作品が十四日、同市丸岡町の称念寺に奉納された。称念寺は明智光秀の妻を詠んだ句碑が残るなど松尾芭蕉とゆかりがある。小林さんは「大変名誉なことだと思う」と喜んでいる。
 大賞作は「兜虫頭残して食はれけり」。小林さんが毎年家族と行くカブトムシ捕りの最中、胴体を食べられたのか、頭だけが残ったカブトムシを見つけた。その様子が印象に残り、俳句に詠んだ。
 元々短歌を作るのが趣味だった小林さんは、中学三年の授業をきっかけに俳句も作るようになった。独学で勉強し、学校の休み時間はずっと俳句を作っているというほどのめり込んだ。
 数多くの俳句コンクールに投句を重ね、これまでに九十五回入賞したが大賞は初めて。「着実にと思い、まずは入選を目指していた。大賞受賞のメールが届いたときは、驚いたけれどうれしかった」と顔をほころばせる。
 歴史が好きだという小林さん。今後について「歴史を題材にした独自の作風を確立させたい」と話し、今後の作句に意欲を見せた。
 この日は、高尾察誠住職(67)が小林さんから俳句を受け取り、奉納した。
 奉納の様子は、十月十五日から三十一日まで、さかいケーブルテレビ「スポットライトさかい」で放送される予定。称念寺の歴史紹介や、明智光秀をたたえる剣詩舞も楽しむことができる。 (畑明日香)

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