ベナン大使と「水」で交流 共同開発ゲーム楽しむ 大野市長ら

2020年9月16日 05時00分 (9月16日 09時54分更新)
水に関するボードゲームを楽しむ石山市長(左)とアデチュブ大使(右)、フランスからリモート参加のクロワさん(左下の画面)=大野市の越前おおの水のがっこうで

水に関するボードゲームを楽しむ石山市長(左)とアデチュブ大使(右)、フランスからリモート参加のクロワさん(左下の画面)=大野市の越前おおの水のがっこうで

  • 水に関するボードゲームを楽しむ石山市長(左)とアデチュブ大使(右)、フランスからリモート参加のクロワさん(左下の画面)=大野市の越前おおの水のがっこうで

 大野市とフランス・オルレアン市、西アフリカのベナン・パラクー市が共同で水に関するボードゲーム「P2Oと一緒に青い宝石を守ろう!」を開発したのを受け、ベナンのマカリミ・アデチュブ駐日大使が十五日、大野市の「越前おおの水のがっこう」で石山志保市長らとボードゲームを楽しみながら交流を深めた。
 アデチュブ大使は、パラクー市にある日本の中学、高校に相当する学校に通っていた縁で、ゲームを共同開発した大野市に興味を持って来訪。「日本にベナンやパラクー市に興味を持っている都市は少なく、強い関係を築きたい。大野の水のノウハウを学びたい」と、十三日から十五日までの日程で大野に滞在した。
 この日は、石山市長のほか、ゲーム開発に携わり十三日まで大野市国際交流員を務めたフランス人のマチルド・クロワさんが母国の自宅からリモート参加。有限な水資源を使いながら大野、オルレアン、パラクーの各市を発展させるボードゲームに挑戦した。水資源をすべて使いきるとゲームオーバーになるルール。状況に応じて三市の子どもたちが考えたクイズに答えて使った水を返還し、他の市が使えるよう協力していくのがポイントになる。
 中盤にはクイズに答えて水を返さないといけない場面が頻発。「ロレーヌ川沿いに植えられている木は」「汚い水を飲んで世界の人は何人死んでいるのか」などの難問が出るたび、アデチュブ大使や石山市長らは驚嘆の声を上げながら答え、正解すると全員で拍手するなど和気あいあいと楽しんだ。ゲームオーバーすることなく全員が最終段階まで各市を発展させた。
 石山市長は「楽しく学びながらベナン、フランス、日本の交流に有効な場になった。大使には小学生への講義もしてもらい、ベナンが身近に感じられるようになった」と感謝。大使は「大野の水のきれいさが印象的。パラクーの学校でもボードゲームを楽しんでくれると思う。SDGsに関するベナンのプロジェクトも一緒にやっていきたい」と期待した。 (山内道朗)

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