恐竜ひょうたん“進化”続く 勝山・鹿谷活動5年目 

2020年9月16日 05時00分 (9月16日 09時41分更新)
鹿谷恐竜ひょうたんの加工に取り組むメンバーたち=勝山市鹿谷公民館で

鹿谷恐竜ひょうたんの加工に取り組むメンバーたち=勝山市鹿谷公民館で

  • 鹿谷恐竜ひょうたんの加工に取り組むメンバーたち=勝山市鹿谷公民館で

 ランプやオルゴールに加工

 長い首にどっしりとした体。恐竜そっくりの形をした「鹿谷恐竜ひょうたん」を栽培・加工し、オルゴールやランプなどにする勝山市鹿谷地区の取り組みが五年目を迎え、有志たちが今年、趣味のグループ「S・Kひょうたん工房」を設立した。メンバーは「毎年チャレンジ。楽しみながら長年続けたい」と意欲を燃やす。 (平林靖博)
 二〇一五(平成二十七)年に地区住民が、県外で見つけた恐竜の形のようなひょうたんを育てたのが活動のきっかけ。そのひょうたんを知った鹿谷町まちづくり協議会が、「恐竜のまち」をうたう勝山市にぴったりだとして、特産にしようと動きだした。
 当時協議会長だった宇佐美辰美さん(68)ら十軒ほどで育て始め、形を競うコンテストを開くことになり「鹿谷恐竜ひょうたん」と名付けた。二年目からは地元の小学校に種を配り、栽培してもらうようになった。収穫したひょうたんを二月の地区の雪まつりで展示するなど、地域に定着していった。
 協議会長を退いた宇佐美さんが今年、さらに活動を継続していこうとS・Kひょうたん工房を立ち上げた。住民四人が鹿谷公民館に集い、市内の道の駅などに並べる作品作りに取り組んでいる。
 ひょうたんはさまざまな色に塗り、穴を開けてビーズを埋め込んだり、「しかたに」と文字を入れたりして加工。照明を入れたランプやオルゴールといった作品に仕上げている。作業する鹿谷公民館では、工具で穴を開けたり、削ったりする音が響いている。
 宇佐美さんは「作品を見た人から意見を聞くと励みになる。また新しいものを作っていきたい」と思いを巡らせている。鹿谷恐竜ひょうたんの作品は、市内の道の駅「恐竜渓谷かつやま」などで販売している。

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