地域団体商標に 「高岡漆器」登録 協同組合 市長に報告

2020年9月16日 05時00分 (9月16日 05時02分更新)
高橋正樹市長(左)と登録証を披露する柴田治之理事長(中)、天野真一専務理事=高岡市役所で

高橋正樹市長(左)と登録証を披露する柴田治之理事長(中)、天野真一専務理事=高岡市役所で

  • 高橋正樹市長(左)と登録証を披露する柴田治之理事長(中)、天野真一専務理事=高岡市役所で

 高岡市の伝統工芸高岡漆器協同組合は十五日、「高岡漆器」の名称で特許庁の地域団体商標に登録されたことを高橋正樹市長に報告した。県内では十三件目、市内では高岡仏具、高岡銅器に続く三件目。登録によりブランド力や知名度の向上が期待される。
 組合の柴田治之理事長と天野真一専務理事が登録証を披露。高岡漆器のブランド化の確立に向け、昨年十二月に出願し、八月末に登録された。
 柴田理事長は「二〇二〇東京五輪・パラリンピック、二〇二五年の大阪・関西万博などインバウンド(外国人旅行者)に向け、観光とコラボしてきたい。インバウンドに茶席で高岡漆器の茶道具を見てもらえるようにしたい」と話した。
 高橋市長は「県内でも地域団体商標が三件もあるのは高岡市だけ。信用を裏切らない質や洗練さが必要。広くアピールしていきたい」と話した。
 高岡漆器は彫刻塗、勇助塗、青貝塗の三技法あり、江戸時代に高岡城を築城した高岡開町の祖・前田利長公が各地から職人を集め、「赤物」と呼ばれた朱漆の箪笥(たんす)などを作らせたのが始まりとされる。
 同組合は十八日から十月一日まで東京都の伝統工芸青山スクエアで開かれる全国漆器展に出品販売して早速、地域団体商標の登録をPRする。
 地域団体商標制度は、〇六年度に導入され、地域名と商品・サービスの名称からなる「地域ブランド」を保護する制度。 (武田寛史)

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