コロナ禍だからこそ、安らげる表情が見たい 松尾貴史「折り顔」展が開幕

2020年9月15日 21時00分

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「折り顔」展を開催した松尾貴史

「折り顔」展を開催した松尾貴史

  • 「折り顔」展を開催した松尾貴史
 タレント、コラムニスト、俳優とマルチな活動を展開している松尾貴史(60)が折り紙で「顔」を表現する「折り顔」展が15日、東京・銀座の森岡書店で始まった。
 「折り顔」は1994年に松尾が名付けた現代美術手法。今回の展覧会は今年5月に発売された作品集「折り顔」の出版記念展。本紙の取材に応じた松尾は「新型コロナウイルスの影響によりマスクで顔が見えなくなり、表情が見たいという思いから折りたいという欲求が強くなった」と話し、「今、折りたいのは多くの人が困窮している中、みんなが楽に、リラックスでき、安らぎを得られるような『顔』です」と強調した。
 展示された人気映画のキャラクターにちなんだ「依田先生」や「形状記憶髭の固執」などの作品は和紙、洋紙など多岐にわたる素材で、一切切り込みなど刃物を使わず、「折って、たたんで膨らませたりしながら表情、世界観までも表現する手法は彫塑的。折り顔を通じて和紙の大切さも伝えたい」と重ねた。
 大阪芸術大芸術学部デザイン学科卒業の松尾は80年代から折り紙に取り組み始め、これまでに折り顔は200作品ぐらい手掛け、展覧会も各地で十数回開催。「世界でも通じる『オリガミ』は危険もなく、子どもたちの知育にも向いているんです」と呼び掛けた。
 入場無料で、午後1時から同8時まで。20日までの開催で、19日にはオンライントークイベントも開催する(詳細は松尾のインスタグラムで)。

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