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マルターズディオサが重賞2勝目で本番の秋華賞へ 次は打倒・デアリングタクト「自信を持って向かえる」と手塚師

2020年9月12日 20時24分

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紫苑Sを制したマルターズディオサと田辺裕信騎手

紫苑Sを制したマルターズディオサと田辺裕信騎手

◇第5回紫苑S(G3・12日・中山・芝2000メートル)


 春の実績はだてではなかった。5番人気のマルターズディオサが好位から直線伸びて快勝した。チューリップ賞以来となる重賞2勝目を挙げ、本番の秋華賞へ向けて弾みをつけた。
 完璧なレースぶりだった。道中は好発を決め2番手を追走。手応え十分に4角で早々と先頭に立つと、後続の追い上げを危なげなく振り切った。見事にエスコートした田辺は「開幕週だし、スタートのいい馬なので流れに乗って正攻法で行きました」と振り返った。
 会心の勝利にも見えるが、鞍上は「正直なところ、調教の段階では緩さがあって手応えはつかめていませんでした」と戦前に抱いていた胸の内を明かす。そんな不安を吹き飛ばし、「今の状態で結果が出たので、上積みを持ってG1に行ける。京都内回りは(コース適性が)ばっちり。楽しみにしています」と大舞台に思いをはせた。
 さあ、次は打倒・デアリングタクトだ。春は桜花賞8着、オークス10着と離されたが、再び重賞を勝って牝馬三冠最終戦へ向かう。手塚師も「これで本番は自信を持って向かえる。2冠馬は強いけど、いい状態で臨めるよ」と胸を張る。関東の実力馬が堂々と女王に挑む。

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