元ソフトバンク投手の京大・近田助監督が初ベンチ入り 試合は無念の逆転負け「負けを知っている人が上に立ったときに、人を思いやれる」

2020年9月12日 17時24分

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 元ソフトバンク投手の京大・近田怜王(ちかだ・れお)助監督(30)が12日、関西学生野球秋季リーグの関大1回戦(大津市・皇子山球場)で初めてベンチ入りし、青木孝守監督(66)をサポートした。試合は4―7の逆転負けで、初戦を白星で飾れなかった。
 昨秋は4位となった京大は、2点を先行されながらも、プロ注目左腕の高野をその裏にとらえ、一度は逆転。しかし、中押しができず、2点リードで迎えた8回に集中打を浴びて5点を奪われた。試合後、近田助監督は「先発の原がよく投げてくれたが、終盤に配球を変えきれなくて。そこは僕の責任」と話した一方、「負けたけども収穫のあった試合でした」と振り返った。
 報徳学園高から2009年にドラフト3位でソフトバンクに入団した近田助監督はプロ4年間で1軍出場はなし。12年の退団後にJR西日本に入社し、社会人野球でプレー。その後、現役を引退すると17年から同社で働きながら、ボランティアで京大野球部を指導を始めた。同部の部員が増えてきたという事情や、近田さんの貢献などから、9月からは期限なしで京大野球部へ出向という形で助監督を務めることになった。仕事が忙しく練習を見る時間の少ない監督を助ける。
 「将来、指導者として生計を立てたいという目標があった。チームとして目標はもちろん優勝なんですけど、負けた悔しさをどれだけ生かせるか。なかなかうまくいかないことや、負けを知っている人が上に立ったときに、人を思いやれる。教育の一環だと思っています」
 報徳学園高時代は2年春から3季連続で甲子園に出場した近田助監督。プロ野球、社会人野球を通じて学んだ経験を指導に生かす。

京大・近田助監督

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