認知症の人の声聞いて 羽咋市役所 寄せ書きと砂像展示

2020年9月12日 05時00分 (9月12日 10時32分更新)
認知症への理解を訴える砂像と寄せ書き=羽咋市役所で

認知症への理解を訴える砂像と寄せ書き=羽咋市役所で

  • 認知症への理解を訴える砂像と寄せ書き=羽咋市役所で
 認知症への理解を促し、安心して暮らせるまちにしようと、羽咋市は砂像や認知症の人の寄せ書きの展示を始めた。市役所正面玄関に飾られ、以降はコスモアイル羽咋、公立羽咋病院、羽咋駅など公共施設や福祉施設の計十二カ所を来年二月まで巡回する。
 例年は、講演会や講習会を開いているが、新型コロナウイルス感染防止のため、取りやめている。より人目に触れるかたちで普及啓発をしようと企画した。
 砂像は、千里浜砂像協会の田中民恵さん、智代さん姉妹の三作。高齢者と抱き合う人を表現し、認知症サポーター養成講座を受講すると贈られるオレンジリングをはめている。
 寄せ書きは、市内の小規模多機能事業所六カ所で、認知症の人の気持ちを表した自筆や代筆を集めた。「一人は淋(さび)しい」、「家帰りたい…」といった不安の声や「ここは良いとこや〜」、「夫婦仲良くしていきたい」といった前向きな言葉など、さまざまな気持ちが並ぶ。
 市の担当者は「理解はまだまだなので、声を紹介したい」と話した。(林修史)

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