<東海豪雨20年> 重度障害者の避難に理解を 清須でシンポジウム

2020年9月12日 05時00分 (9月12日 12時29分更新) 会員限定
重度障害のある長女と避難した経験を話す戸水さん(左)=清須市の清洲市民センターで

重度障害のある長女と避難した経験を話す戸水さん(左)=清須市の清洲市民センターで

  • 重度障害のある長女と避難した経験を話す戸水さん(左)=清須市の清洲市民センターで
 2000年9月の東海豪雨発生から20年となった11日、清須市の清洲市民センターで、重度障害者の避難を考えるシンポジウムがあった。当時、重度障害がある長女(50)を連れて避難した名古屋市西区のNPO法人「福祉発信基地 友の家」理事長の戸水純江さん(77)=清須市西枇杷島町=が「遠慮して『助けてほしい』と言えず、避難先でつらい思いをした。でも、こちらから発信しないとつながりはつくれない」と思いを語った。(出口有紀)
 同市や西区の被災住民らの「東海豪雨を語り継ぐ会」などでつくる実行委員会が企画。ビデオ通信システム「Zoom(ズーム)」も含め、県内外の約二十五人が参加した。
 戸水さんは西区で障害者施設を運営。〇〇年九月十二日未明、床上浸水した自宅から長女を車いすごと車に乗せ、一家四人で近くのショッピングセンター二階駐車場へ避難した。同日夕に自衛隊に救助されたが、たどり着いた避難所は満員で先にいた男性から「何しに来たんだ」と言われた。
 それまで飲まず食わずで黙っていた長女は号泣。「ここにもいられない」と感じた戸水さんは、障害者の一時預かりもしている西区の障害者生活支援施設「コンビニハウス」に連...

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