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伯父も有名プロゴルファー!今野大喜が『初めての挫折』乗り越え…ツアーデビューへ

2020年1月22日 00時23分

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今野大喜

今野大喜

 今年の男子プロゴルフツアーに、中部期待の若者がデビューする。中学3年時に佐々部杯で優勝し、日大時代にはアマチュアとして中部オープンを2度制した今野大喜(22)だ。伯父はツアー通算7勝の今野康晴(46)。昨年は下部ツアーのアベマツアー終盤に、しぶとく賞金ランク18位へ潜り込んだ。今季前半の優先出場をゲットしたレギュラーツアーで飛躍を目指す。
 あと一歩、及ばなかった。13日に行われた今季の日本ツアー開幕戦、シンガポールオープンのマンデー予選会。今野は68で回ったが、プレーオフで敗れた。20日に帰国すると「僕にとっての開幕はもう少し先になりました」と、ちょっぴり顔をゆがめた。
 昨年は苦しい1年だった。日大4年だった一昨年の予選会(QT)ではファイナルに残ったものの、計6日間の決勝はスコアを伸ばせず4日間の予選で姿を消した。そのため、アベマツアーの出場も微妙な状況に置かれた。
 自信満々だった今野の鼻っ柱は折られた。昨年は、ようやく出場できた5戦目の太平洋クラブチャレンジも予選落ち。しかし、運良く6戦目のランディックチャレンジ7にも出場できた。初日は4位。最終的に25位だったが、その後は出場機会が増えた。
 苦しかったのは残り3試合となったトーシンチャレンジだったという。この時点での賞金ランクは24位。15位以内に入らなければ、残りの石川遼エブリワンチャレンジとJGTO Novilファイナルに出場できなくなる大ピンチだった。
 しかし、トーシンチャレンジで4位に入り、残りの2試合に出場。最終的には賞金ランク18位に滑り込み、翌年のレギュラーツアーで前半の優先出場が得られる20位以内に食い込んだ。21位の選手との賞金差は27万1460円だった。
 「僕にとって苦しい1年だったけど、これからを思うといい1年になったと思う。今までやっていた練習は目的も雑だった。いかに、トレーニングや準備が大切か、思い知らされました」
 アマチュア時代は日大ゴルフ部の主将を務め、ナショナルチームの一員にもなった。プロの中部オープンも勝った。順風満帆だったゴルフ人生で、初めて味わう挫折だった。そんな苦しさからつかみ取ったツアーカード。今野はしっかりした口調で言った。
 「シードを取りたいというより、納得できるゴルフをしたい。それができれば、おのずと結果は付いてくると思う。そのためにも、今はしっかりとした準備をしたい」。さあ、いったい、どんなプレーを見せてくれるのだろうか。
 ▼今野大喜(いまの・だいき)1997(平成9)年3月29日生まれ、岐阜県恵那市出身の22歳。170センチ、80キロ。小学生までは少年野球に取り組む。ゴルフは中学になった12歳から始め、中3で佐々部杯優勝。日大生だった2015、18年にはアマとして中部オープンを制した。16年中部アマ優勝。18年11月にプロ転向。得意クラブはドライバーで平均飛距離は290ヤード。今野康晴は母の兄。

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