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トヨタ塚本、上野ビビらせる! 日本L女子2年ぶりVへ

2018年11月15日 02時00分

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力強い打球を飛ばすトヨタ自動車・塚本(左)=豊田市のトヨタスポーツセンターで

力強い打球を飛ばすトヨタ自動車・塚本(左)=豊田市のトヨタスポーツセンターで

  • 力強い打球を飛ばすトヨタ自動車・塚本(左)=豊田市のトヨタスポーツセンターで
 ソフトボールの日本リーグ女子の決勝トーナメント(敗者復活を含むページシステム)が17、18の両日、東京・神宮球場で行われる。2年ぶり10度目の優勝を目指すトヨタ自動車(リーグ戦1位)はビックカメラ高崎(同2位)と対戦する。2007年以来9度目の日本一を狙う豊田自動織機(同3位)は太陽誘電(同4位)と戦う。
 トヨタに今季、新戦力が台頭した。後半戦から1番に定着した塚本智名外野手(26)。158センチと小柄だが、どっしりとした構えから鋭い打球を連発した。「今季はしっかりバットを振れている。筋力トレーニングが体に合ってきた。全身、特に下半身の筋力が増した」。冬場の体づくりが功を奏した。
 入社から昨季までの3年間で本塁打ゼロが、今季は5本塁打、「直線ならチーム一速い」という自慢の俊足に加え、パンチ力が備わった。自らを野性的と分析するプレースタイル。スマートなセダンタイプが多いトヨタにあって、悪道をものともしない四輪駆動車のようなたくましさがある。
 「塚本は春先からずっと打撃好調だったが、起用するポジションがなかった」と中西あかね監督(38)。日本代表と米国代表の野手4人が、千葉県で行われた世界選手権出場のため不在だった夏場に、1番としての地位を確立していった。前半は19打席と規定打席に届かなかったが、4割1分7厘を記録。左翼手に固定された後半は2倍近い36打席に立ち、4割3分2厘と打率を上げて首位打者を獲得した。
 決勝トーナメント(T)は米国代表左腕のトヨタ・アボットと日本代表右腕のビックカメラ・上野とのエース対決になる。塚本にとってはレギュラーとして迎える初の決勝T。9月に行われた全日本総合選手権の準決勝で、チームは0-1で敗れたが、7番で出場した塚本は上野から二塁打を2本放っている。「1番は試合のスタート。上野さんに『勢いあるな』と思わせる打席にしたい」と対戦を心待ちにする。
 今季のトヨタはリーグ戦を20勝2敗と1位で通過したが、その2敗がビックカメラ戦。「全日本総合も含めて今季はずっと負けている。やっぱりトヨタが強いと思ってもらえるように決勝Tで借りを返したい」。切り込み隊長がチームを勢いづける。 (伊東朋子)
 ▼塚本智名(つかもと・ちな) 1992(平成4)年8月17日生まれ、滋賀県近江八幡市出身の26歳。158センチ、57キロ、左投げ左打ち。八幡中から競技を始める。水口高-中京大。中学、高校では投手、大学から外野手に転向した。2015年、トヨタ自動車入社。チームメートからは「ゴリ」の愛称で親しまれている。

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