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女子ソフト、東京五輪二刀流の夢 17歳後藤希友 トヨタで腕磨く

2018年12月6日 02時00分

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トヨタ自動車入りが決まった東海学園高の後藤希友=名古屋市天白区の同高で

トヨタ自動車入りが決まった東海学園高の後藤希友=名古屋市天白区の同高で

  • トヨタ自動車入りが決まった東海学園高の後藤希友=名古屋市天白区の同高で
  • 全国高校総体ソフトボール女子決勝の兵庫大須磨ノ浦戦で力投する東海学園・後藤希友=三重・山崎運動公園くまのスタジアムで
 ソフトボール女子日本代表左腕の後藤希友(みう)投手(17)=愛知・東海学園高3年=が、日本リーグのトヨタ自動車入りすることが決まった。準優勝した今夏の高校総体では6試合を1人で投げ抜き、1本塁打4二塁打と打棒も光った。2020年東京五輪へ、ソフトボール界の二刀流と期待のかかる逸材は、来季からリーグ優勝10度の強豪で腕を磨く。
 174センチの身長は伸び続けている。高校入学時は50キロ台だった体重も69キロまで増量。球速のMAXが103キロから110キロに増えただけでなく、打球の飛距離も格段に伸びた。「高校レベルだが、投球と打席はつながっていると感じる。社会人でも二刀流に挑戦したい」と胸を躍らせる。
 名古屋市の日比野中2年時から頭角を現した。全国ジュニア育成研修会で認められ、台湾遠征メンバーに選出。日本代表候補の選考会を兼ねたU-16セレクションに愛知県選抜で出場し、優勝した。3年冬には、若手主体ながら日本代表の豪州遠征を経験した。
 昨秋から日本代表入り。ことし6月、東京ドームで行われた日米対抗で国際大会デビューを果たした。「打者2人に四球と三振。国際大会で投げる経験ができて、外国人選手を抑えられたことが自信になった」。その後の高校総体では、決勝こそ4日間で6連投の疲労が出て敗れたものの、「万全なら負ける気はしなかった」と、むしろ自信は深まった。
 トヨタが優勝を決めた11月18日、ビックカメラ高崎との決勝は神宮球場で観戦した。「個々のレベルが高い、このチームで頑張れば成長できる。同じ左腕のアボットさんからは全て吸収したい」と気持ちを高めた。
 今秋の国体前に負った右足首ねんざの治療のため、年内の日本代表合宿は辞退した。患部は快方へ向かい、徐々に体を動かし始めている。卒業試験を終えた来年1月中旬からはトヨタで寮生活に入る。「早く本格的に練習したい」。次世代の希望の星が、東京五輪の夢へ向けて加速する。 (伊東朋子)
 ▼後藤希友(ごとう・みう) 2001(平成13)年3月2日生まれ、名古屋市熱田区出身の17歳。174センチ、69キロ。左投げ左打ち。投手。名古屋市の野立小4年で競技を始め、日比野中3年時に若手中心で構成された日本代表入り。東海学園高2年秋に日本代表のトップ強化指定選手に選ばれ、6月の日米対抗に出場。今夏の高校総体で準優勝し、今秋の福井国体では愛知県の4年ぶり6度目の優勝に投打で貢献した。

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