<EYES> ZIP-FMナビゲーター 荒戸完さん 仲直りの仕方

2020年9月10日 10時20分 (9月10日 10時45分更新)
 付き合い始めたばかりの年上の彼氏と初めて言い合いになってしまった大学生の女の子。今回はその「仲直りの仕方」についての相談だ。
 彼女は、どこが嫌だと思ったのか理由をちゃんと話し合った上でお互い謝って仲直り、という感じでスッキリしたいという。一方、彼は、けんかした事実そのものをなかったことにし、お互い謝りもせずに終わらせたいらしい。しかも彼は、けんかのことを少しでも話題に出すと不機嫌になってしまうというのだ。
 たしかに、何事もなかったかのように忘れ去り、けんかを収めるのは、一番気が楽な方法だ。折れた木は、根っこから抜いてしまうのが一番だ。
 そこでふと、7月の大雨で倒れた岐阜県瑞浪市の大湫(おおくて)神明神社の大杉のことを思い出した。樹齢1000年超とされる大杉は、根元から数メートルまでを切ったうえで幹を現地に保存することが決まった。倒れた大杉がどういった存在だったのかという記憶を守り、次の世代に伝えるためだ。
 男女のけんかでも、原因を突き止め、お互いに納得することができれば、また同じような言い合いになる可能性は極めて低くなる。記憶に残るからだ。面倒だと感じることを成し遂げると、次の面倒を避けられることが多い。まさに雨降って地固まるといったところだ。
 2人は次の日曜日に久しぶりに遠出のデートをするそう。どこまで出掛けるのかはわからないが、どこか自然の豊かなところに行ってみてはどうだろうか。自分たちの言い合いなど、ちっぽけに感じてしまうほどの大きな木を目の当たりにすれば、2人の愛の木も少しは育つかもしれない。この初々しいカップルには、この曲を車内で聴いてほしい。彼と違って、とことん話し合うタイプの男の曲だ。Khalid(カリード)で「Talk」。

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