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軒先へ移動スーパー 小浜、軽トラで週2回 ママーストアー 

2020年9月10日 05時00分 (9月10日 09時56分更新)
軽トラックの荷台に商品を積み込む担当者=小浜市四谷町で

軽トラックの荷台に商品を積み込む担当者=小浜市四谷町で

 高齢者の安否も確認

 小浜市内の三店舗で食品スーパーを展開する「ママーストアー」は、軽トラックによる移動スーパーを今月から始めた。買い物に行きたくても外出できない高齢者らを支援する事業で、軒先に車両を横付けし、買い物を楽しんでもらう。
 軽トラックの荷台に冷蔵設備を備え、四百品目千点の食料品をそろえて週に二回、各戸を訪問する。走るのは市内三コース。高齢者の安否確認も兼ねており、万一の際は同社のドライバーが、協定を結んでいる小浜市に連絡する。
 市によると、人口に占める六十五歳以上の高齢者は三割を超え、一人暮らしも千二百人を数える。マイカーが運転できなくなったり、体が不自由になったりして、買い物に行けない世帯の現状を踏まえ、同社が初めて取り組むことにした。これまでに約百二十人が車両の来訪を希望している。
 軽トラックは「とくし丸」と呼び、顧客近くになると、スピーカーからおなじみの音楽を流し、車両がやってきたことを知らせる。
 八日に小浜市四谷町の本社前で出発式があり、河村泰典社長は「自分の手で商品に触れて買い物がしたいというお客さまの声をかなえたかった。現在はまだ一台だが、将来は五台にする」とあいさつした。 (池上浩幸)

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