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高齢者の交通死亡事故相次ぐ 県、広報に力 

2020年9月10日 05時00分 (9月10日 09時56分更新)
杉本知事から反射材を受け取る加藤会長(右から2人目)=県庁で

杉本知事から反射材を受け取る加藤会長(右から2人目)=県庁で

 9月「安全月間」に

 県内で高齢者の交通死亡事故が相次いでいる。今年に入ってから、六十五歳以上の事故死者は十八人で、昨年同期の十二人を上回る。九月は日照時間が急激に短くなることもあり、高齢者が夜間の運転中に事故を起こしたり、歩行中に犠牲になったりするケースが増える傾向にある。県などは、九月を「高齢者交通安全推進月間」に定め、事故防止の啓発や広報活動に力を入れる。
 県警によると、ことし一月から今月六日までの全体の事故死者数は二十二人、昨年同期は二十人とほぼ同数だが高齢者の占める割合は昨年の六割から八割以上に増えているのが特徴だ。
 県警交通部の藤田健司管理官はドライバーに対し「高齢者を見かけたら、減速・停止など思いやりを持った運転を」、高齢者に対して「体調が悪い時には運転を控え、外出する際は車のライトで光る反射材を身に着けて自分の身を守る行動を心掛けてほしい」と一層の注意を呼び掛ける。
 県交通安全母の会連合会でつくる交通安全団体「ピカピカキャラバン隊」は八日、県庁で杉本達治知事から反射材三千人分を受け取った。今後、ショッピングセンターなどで高齢者の靴に貼り付けるなどして啓発活動に生かすことにしている。加藤のぶ子会長は「一人でも多くの人に反射材を活用してもらい、交通事故のない明るい福井を目指したい」と話している。 (波多野智月)

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