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大人のバスケで岐阜女日本一 大会通じタイムアウト一度だけ

2018年12月29日 02時00分

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安江コーチを中心に笑顔で記念撮影する岐阜女の選手たち=武蔵野の森総合スポーツプラザで

安江コーチを中心に笑顔で記念撮影する岐阜女の選手たち=武蔵野の森総合スポーツプラザで

  • 安江コーチを中心に笑顔で記念撮影する岐阜女の選手たち=武蔵野の森総合スポーツプラザで
  • 岐阜女-大阪薫英女学院 優勝を決め喜ぶ池田沙紀(4)ら岐阜女の選手たち
  • 第4クオーター、攻め込む岐阜女・木下七美(いずれも河口貞史撮影)
 バスケットボールの全国高校選手権(ウインターカップ)は28日、東京都調布市の武蔵野の森スポーツプラザで行われ、女子決勝は今夏の高校総体で準優勝だった岐阜女が大阪薫英女学院に92-74で快勝し、3年ぶり2度目の優勝を果たした。3位決定戦では昭和学院(千葉)が70-66で津幡(石川)に競り勝った。
 岐阜女が一度もリードを許さず、危なげない試合運びで2度目の戴冠。主将の池田は「昨年のウインターカップは準々決勝で負けて、絶対にこの大会で雪辱したかった。結果が結びついてうれしい」と笑顔を浮かべた。
 大会を通して盤石な戦いをみせた。攻撃では留学生のダフェ、イベのインサイドを中心にボールを集め、外からは池田や安江、木下がドライブで仕掛けて得点を重ねた。同校伝統の堅実な守備も健在。序盤のリードを徐々に広げ、初優勝を目指した相手につけ入る隙を与えなかった。
 池田は「後半のきつい時こそディフェンスを頑張ろうと話し合ってきた」と満足そう。第3クオーターで桜花学園(愛知)に突き放された、今夏の全国高校総体決勝の反省を生かした。
 3年前の初優勝は、無我夢中で走っていたらたどり着いた。2度目の今回は「前とは違う」と安江満夫監督。「どうすれば勝てるのか、というより、どうすれば負けないかは分かっている」と自信を持って試合に臨んだ。大会を通じて取ったタイムアウトの数は一度だけ。選手がコートの中で話し合い、自分たちで流れを意識しながら戦った結果、堂々と優勝を手にした。
 全国高校総体と国体を制した桜花学園が準々決勝で姿を消し、昨年準Vの安城学園(愛知)も2回戦で姿を消した波乱の大会。準決勝以降の相手は想定と違ったが、選手に動揺はなかった。
 「3年間で悔しい思いもうれしいこともあったけど、ここまでこれたのは仲間がいたから。みんなにありがとうと言いたいです」と池田。有終の美を飾り、最高のプレゼントをチームの仲間と受け取った。 (谷大平)
 ○…大会直前まで絶不調だったという岐阜女の木下が、チームトップの9アシストと11得点で優勝に貢献。「毎日の練習で積み上げてきたものが結果で表れてよかった」と笑顔をみせた。安江監督が「スタメンからも外そうかと思っていた」と言うほど苦しんでいた。それでも、大会に入ると全国高校総体の決勝で敗れた責任を一身に背負っていた池田のために奮起。ポイントガードを務めながら得点を量産した。

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