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花園最多だ関商工89点大勝 高校ラグビー、次は東福岡と激突

2018年12月29日 02時00分

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高松北-関商工 前半16分、関商工・梅村柊羽が右隅にトライを決める=花園ラグビー場で(伊藤遼撮影)

高松北-関商工 前半16分、関商工・梅村柊羽が右隅にトライを決める=花園ラグビー場で(伊藤遼撮影)

  • 高松北-関商工 前半16分、関商工・梅村柊羽が右隅にトライを決める=花園ラグビー場で(伊藤遼撮影)
  • 八幡工-朝明 前半、八幡工の攻撃にタックルする朝明ディフェンス(伊藤遼撮影)
 1回戦の11試合が行われ、中部勢は2大会ぶり38度目出場の関商工(岐阜)がナンバー8梅村柊羽(しゅう、3年)の3トライを含む13トライの猛攻で、高松北(香川)に89-0で大勝した。朝明(三重)は八幡工(滋賀)に12-14で惜敗。静岡聖光学院は高鍋(宮崎)に22-16で競り勝ち、若狭東(福井)は国学院栃木に7-59で大敗した。
 試合開始直後、関商工は最初のスクラムで優位に立った。「大切に考えていた最初のスクラムで上回れたので、SH伊藤とコミュニケーションを取って、敵陣22メートルを越えたら自分で行こうと狙っていた」と梅村。前半16分と後半19分の2トライはいずれもスクラムを起点に決めた。
 梅村は中学までサッカー部。中学3年時、関商工FBとして出場した、いとこの試合を花園で観戦し「全国大会を目指して真剣に取り組みたい」とラグビーに転向した。3年間で身長は10センチ伸び、体重は30キロ増やして、179センチ、83キロの体をつくった。新チームとなった昨秋からレギュラーに。今では攻撃の中核を担うまでに成長した。
 同じ高松北を相手に68-0だった3年前を上回り、関商工として花園最多の89点をマークした。梅村は「3年前の先輩はベスト16と花園で正月を迎えるという目標を達成した。自分たちもそれを超えようと意識して練習してきた。点数を超えられたことは良かった」と喜んだ。
 しかし満足はしていない。30日はAシードの東福岡と戦う。「守備が甘いとすぐにトライを取られてしまう。伝統的に展開ラグビーを目指す関商工では、東福岡の映像を見て手本にすることもあった。守備を修正し、楽しみな対戦に臨みたい」。接戦に持ち込み、勝機を探る。 (伊東朋子)

朝明(三重)は2点差初戦敗退

 7点を追う後半27分、朝明はハーフライン付近から主将のWTB嘉田が抜け出し、最後はFBトゥーリングが左隅にトライ。2点差に迫ったが、トゥーリングのゴールキックは左に外れた。
 「接戦は想定通り。攻撃は良かったと思うが、この2点差が実力の差かな」。就任3年目の保地直人監督(44)は厳しい表情で振り返った。前半は1トライずつを取り合った。後半21分、自陣ゴール前で八幡工のスクラムから、勝ち越しトライを許した。終了直前に意地を見せたが、あと一歩及ばなかった。
 八幡工とは毎年、練習試合を行う間柄。20分1本で行った5月の試合は敗れ、今月8日に予定していた試合は、花園での対戦が決まり取りやめた。「一度負けている相手に、負けたくなかった。八幡工の方が、気持ちの面で上だった」と嘉田。昨年に続く初戦敗退を悔やんだ。 (麻生和男)

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