死亡ひき逃げ容疑で76歳逮捕 清水署

2020年9月10日 05時00分 (9月10日 05時01分更新)
容疑者の車両とみられる銀色の乗用車=9日、清水署で

容疑者の車両とみられる銀色の乗用車=9日、清水署で

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 静岡市清水区下野緑町で六日に発生し、女性が死亡したひき逃げ事件で、清水署は九日、自動車運転処罰法違反(過失致死)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、近くの非営利団体役員石月桂子容疑者(76)を逮捕した。
 逮捕容疑は六日午後十一時十分ごろ、清水区下野緑町の市道で乗用車を運転し、近くの無職浜口チエ子さん(79)をはねて死亡させ、そのまま逃げたとされる。署は認否は明らかにしていない。

◆ドライブレコーダー 決め手に

 ひき逃げ事件は、現場近くの車に搭載されたドライブレコーダーの記録が発生から三日後の逮捕につながった。
 レコーダーは、交通事故の発生状況などを記録する「映像記録型ドライブレコーダー」。捜査関係者によると、人や車両の動きを検知し、数秒間の映像が記録できる。事件では、発生時刻に容疑者が運転していたとみられる銀色の乗用車が写っていた。
 ドライブレコーダー協議会(東京)の統計によると、レコーダーの出荷台数は二〇一六年度の約百四十六万台から、一九年度には約四百八十四万台と三倍に伸びている。
 国土交通省の調査ではドライブレコーダーの搭載率は46%(一九年十一月現在)。県警の担当者は「交通事故発生時にドライブレコーダーの記録が自身の正当性を示す証拠になるし、危険なあおり運転の対策にもつながる」と話す。 (三宅千智)

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