FC東京、21歳コンビが躍動!逆転勝利で3位死守 スピードスター田川が同点弾、原「気持ちで決めた」決勝弾

2020年9月9日 23時05分

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前半、同点ゴールを決めるFC東京・田川(中)

前半、同点ゴールを決めるFC東京・田川(中)

  • 前半、同点ゴールを決めるFC東京・田川(中)
  • 後半、ゴールを決め、喜びを爆発させるFC東京・原

◇9日 J1第15節 FC東京2―1横浜FC(味スタ)

 21歳コンビが窮地を救った。FC東京が苦しみながらも横浜FCに2―1で逆転勝ちし、今季初のリーグ3連勝を飾った。前半30分に東京五輪代表候補のFW田川亨介(21)がスタメン起用に応える同点ゴールを決めると、後半40分には途中出場のFW原大智(21)が値千金の決勝弾をたたき込んだ。勝ち点を31に伸ばし、3位を死守した。
 若き青赤の点取り屋たちが気分爽快の“ゴール競演”だ。FC東京は田川の今季初得点で同点に追いつき、途中出場の原が今季3点目となる決勝弾。21歳の東京五輪世代コンビが1点ビハインドの重苦しい空気を振り払い、チームを今季初のリーグ3連勝に導いた。
 まずは田川だ。左肩を痛めて約2カ月戦列を離れていたスピードスターが、宣言通りの一撃を突き刺した。前半30分、高萩が中盤でこぼれ球を拾うと、瞬時に反応。「ヨウジ君(高萩)から『ちょっと動きだしが早いから一歩ずらして抜けろ』と指示があった。それを意識していた」
 スルーパスに呼応し、相手最終ラインの背後へ抜け出すと、ターンから右足を振り抜いた。試合前に「得点に絡みたい」とゴールへの意欲を示していた男が、復帰2戦目で有言実行の一発を決めた。
 この同点弾がチームに流れを呼び込む。歓喜の瞬間は同40分だ。左サイドから小川がゴール前にクロスを上げ、ニアサイドでアダイウトンが競る。そのこぼれ球に素早く反応したのが原だった。後半26分から出場の若武者は流れるような動きを見せる。左足でボールを止め、右足でゴール正面上にズドン。「トラップがすべて。あとは気持ちで決めました。交代で入ったときからゴールを狙うつもりだった」
 これも毎日の朝練で磨いてきた決定力のたまものだろう。「(昨季までは)ホームゲームは毎試合、スタンドで見てきた。チームの勝つ姿はうれしかったが、悔しさの方が強かった。こうやって自分が決めて勝つのはうれしい」。原はかみ締めるように歓喜の声を上げた。切磋琢磨(せっさたくま)する2人の若き点取り屋が、東京の勢いを加速させる。

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