住之江G1「高松宮記念」 原田 まくり差しV!!
2020年9月9日 05時00分
大阪・住之江ボートのナイターGI「第48回高松宮記念特別競走」は8日、最終日の12Rで優勝戦が行われ、3号艇の原田幸哉(44)=長崎=が3コースからコンマ09のSでまくり差しを決め、昨年12月・大村67周年以来となるGI通算15回目の優勝。賞金900万円を獲得して、同ランクはレース前の81位から34位へ大きく順位を上げた。2着は1号艇で人気を集めた湯川浩司、3着には磯部誠が入った。
狙った獲物は逃さない。原田が自慢の旋回力を発揮した。進入は展示と同じく枠なりの3対3。3コースからコンマ09の快Sを放つと、準優11R同様にシャープなまくり差し。1Mはインの湯川の懐をえぐって突き抜けた。「まくり差し一本のイチかバチかのレースをしました。イメージ通り?いやイメージ以上のターンができた」と会心Vに笑みがこぼれた。
今年は1月宮島デイリー杯、3月のSG・クラシック(平和島)で痛恨のF。3カ月休む誤算があったが、この優勝で賞金ランク34位に浮上。グランプリ出場が狙える位置にまで浮上した。「3カ月休んでいるのにと厚かましいと言われるかもしれないけど、グランプリを目指して諦めずに走りたい。地元・大村ではダービー(10月20〜25日)がある。最低でも優出。そして優勝できるように頑張ります」と今後の奮闘を約束した。
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