労働者無許可派遣の疑いで中国籍の女逮捕

2020年9月9日 05時00分 (9月9日 10時20分更新) 会員限定
 無許可で中国人労働者を企業に派遣したとして、県警は八日、労働者派遣法違反(無許可派遣)の疑いで、中国国籍で名古屋市守山区本地が丘、無職蔡文萍(さいぶんぺい)容疑者(42)を逮捕した。
 逮捕容疑は、厚生労働相から労働者派遣業の許可を受けず、昨年九月二十六日から今年三月三十一日までの間、愛知県と三重県に住む中国人男性四人を愛知県内の運送会社へ作業員として派遣したとされる。県警によると「生活費を稼ぐためだった」「間違いない」と容疑を認めている。
 県警国際捜査課によると、蔡容疑者は二十年ほど前から企業に中国人を紹介し、紹介料を受け取っていた。四年前からは紹介した労働者の管理もしていた。中国語の会員制交流サイト(SNS)で労働者を募集し、計百人を派遣。企業から労働者への報酬の約二割を受け取り、収入は計一千万円を超えるとみられる。
 今年三月ごろから、SNSで「不正な仕事は割が高い」などと特殊詐欺グループの担い手も募集。計十人を紹介し、紹介料は一人当たり五万円。このうち二人は実際に詐欺に携わったとみられる。

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