感染者が中傷受け自殺?ネットでデマ拡散 長野県が対策

2020年9月9日 05時01分 (9月9日 12時48分更新) 会員限定
ツイートで流れた感染者をめぐるデマ=一部画像加工

ツイートで流れた感染者をめぐるデマ=一部画像加工

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 「新型コロナの感染者が誹謗中傷(ひぼうちゅうしょう)を受けて自殺したらしい」−。県内の感染者を巡り、会員制交流サイト(SNS)でいわれなきデマの拡散が続いている。居住地や勤務先の企業名、詳細な行動歴までもがさらされるケースもある。県が被害を防ぐための対策に乗り出した。(城石愛麻)
 「うちの従業員が自殺して死んだことになってるらしいんだ」。五十代の女性従業員の感染が三月上旬に判明した滝沢牧場(南牧村)の滝沢恒夫社長(68)はあきれかえった。「本人はすっかり回復し、頑張って働いてくれているのに…」
 女性従業員は感染者が続出した大阪市のライブハウスに足を運び、感染判明後、県が牧場名を公表していた。その後、濃厚接触した従業員六人全員の陰性が確認され、施設の消毒を徹底させた牧場は感染拡大の恐れはないと判断、三月下旬に営業を再開させていた。
 だが、八月に入ると、牧場を出入りする事業者や客から「女性従業員は自殺したのか」との問い合わせが相次ぐようになった。「コロナに感染した長野県の牧場スタッフが自殺した」「大阪のライブハウスに行って感染した人が自殺した」と、女性従業員を示すとみられる書き込みがツイ...

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