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猛追も…三菱電機悔しさ刻んだ バスケWリーグPO、初V逃す

2019年3月4日 02時00分

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果敢にゴールに迫る三菱電機の渡辺亜弥(右)=東京・大田区総合体育館で(末松茂永撮影)

果敢にゴールに迫る三菱電機の渡辺亜弥(右)=東京・大田区総合体育館で(末松茂永撮影)

  • 果敢にゴールに迫る三菱電機の渡辺亜弥(右)=東京・大田区総合体育館で(末松茂永撮影)
 女子バスケットボールのWリーグプレーオフ決勝は3日、東京・大田区総合体育館で2勝先勝方式の第2戦が行われ、初めて決勝に進んだレギュラーシーズン3位の三菱電機(名古屋市)は同1位のJX-ENEOSに76-82で惜敗し、2連敗で初優勝を逃した。ただ、後半は3点シュートの攻勢で一時4点差に追い詰める猛攻を見せた。JX-ENEOSはシャンソン化粧品の記録を抜き、史上初の11連覇を達成した。
 女王の背中に手が届きそうだったが、爪先を引っかけることはできなかった。三菱電機は前半で16点差をつけられる劣勢。68-91だった第1戦と同じように大差で敗れてもおかしくなかったが、ハーフタイム中のロッカールームでは「このまま終われない」「食らいついていこう」と激しい言葉が飛び交った。
 その気持ちをプレーで体現したのは、エースの渡辺とシューターの根本。後半だけで渡辺は21得点。根本も連続3点シュートなどで19得点を挙げ、女王に冷や汗をかかせた。
 初の頂点を逃し、試合後の渡辺は充実感と悔しさが入り交じったような表情だった。「最後まで楽しみながらできたけど、負けた悔しさも込み上げて」と、あふれる涙をタオルでぬぐった。それでも、金色の紙吹雪が舞う中で喜ぶ相手選手を見ると「あの場に次は立つ」と心に刻んだ。敗戦にも確かな手応えをつかみ、来季に向かう。 (末松茂永)
 JX-ENEOSが史上初の11連覇。身長193センチの渡嘉敷は24得点、12リバウンドと奮闘し「勝ち続けるのは難しい。歴史を塗り替えられて良かった」と声を張り上げた。今季から先発2人が入れ替わったが、劣勢になると31歳の吉田を投入する戦法が定着。元日本代表の司令塔は「私の役割は流れを変えること。スタートとは違う緊張感で楽しかった」と新たな役割に刺激を感じ、世代交代を進めるチームを強力に支えた。
 ◆渡嘉敷が5年連続MVP バスケットボール女子日本リーグは3日、Wリーグのレギュラーシーズン表彰選手を発表し、渡嘉敷来夢(JX-ENEOS)が5年連続6度目の最優秀選手(MVP)に選ばれた。渡嘉敷はブロックショットとフィールドゴール成功率でリーグトップだった。ベスト5には渡嘉敷のほか町田瑠唯(富士通)、渡辺亜弥(三菱電機)、宮沢夕貴(JX-ENEOS)、高田真希(デンソー)が選ばれた。

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