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マラソン岩出玲亜2億円の女! 暖地トレ計画。日本新も目指す

2019年3月12日 02時00分

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レースの模様を伝える本紙を見る岩出=名古屋市内のホテルで(北村彰撮影)

レースの模様を伝える本紙を見る岩出=名古屋市内のホテルで(北村彰撮影)

 名古屋ウィメンズマラソン(中日新聞社など主催)で日本人トップの5位に入った岩出玲亜(24)=アンダーアーマー=がレースから一夜明けた11日、名古屋市内で取材に応じた。岩出は9月の東京五輪選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」に備えて、あえて暖かい場所を選んでトレーニングし、暑熱対策を施すプランを明かした。
 派手なガッツポーズでゴールへ駆け込んだウィメンズから一夜、岩出が早くも半年後の決戦への強化プランを口にした。「暖かいところでの練習が一番。例年は北海道だけど、あえて暖かいところでやろうかな」。暑さを避けるのではなく、暑さに体に慣らす考えだ。
 MGCは9月15日、東京五輪とほぼ同じコースを舞台に、午前9時台のスタートで行われる。暑さのピークは過ぎているが、過去10年間の最高気温はおおむね25度を超え、30度オーバーの真夏日となるケースもある。暑さ対策は必須だ。「寒いより暑い方が好き。マイナスにはとらえていない」と岩出。具体的な合宿地は今後考える。
 MGCの先の東京五輪を見据えれば、走力の底上げも欠かせない。名古屋では自己ベストの2時間23分52秒を出したが、2時間20分を切る世界トップクラスと比べれば、もの足りない。「今の1万メートルのベストが32分13秒21。31分台では走れるようにしたい」と語った。
 名古屋のレース前には、所属先の社長に「日本新を出したら1億円ください」と直訴し、「何とかするよ」との答えを引き出していたという。女子の日本記録は2時間19分12秒。まだ大きな開きがあって9月のMGCで狙うのは非現実的だが、達成すれば日本実業団陸上連合からの報奨金1億円と合わせた2億円をゲットすることになる。
 「もっと強くなりたい。今年を飛躍の年にしたい」。ラストスパートで順位を上げた名古屋のように、貪欲に上を求めていく。 (木村尚公)

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