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デアリングタクト史上初の無敗3冠牝馬へ 杉山師「秋華賞をピークに」

2020年9月8日 18時00分

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今年5月のオークスを制したデアリングタクトと松山騎手

今年5月のオークスを制したデアリングタクトと松山騎手

 杉山晴紀調教師(38)の表情から、しっかりとした決意が伝わった。史上初の無敗3冠牝馬を狙うデアリングタクトが2日に栗東トレセンへ帰厩。厩舎に戻ったデアリングはひと回り大きくなった馬体を揺らして馬房へと入った。
 「いい意味で適度な緩みを持って帰厩してくれました。馬体重は増えていますが、仕上がりやすい感じで戻ってきてくれたと思います。(帰厩前の時点で)490キロありましたが、いい体をしていますし、本番にはちょうど良くなる」と杉山師は夏を無事に過ごしたデアリングの成長を語る。
 報道陣を前に淡々と話す杉山師の表情にわずかな変化が見られたのは、ぶっつけで秋華賞を使うことになった経緯の質問があった時。
 「もともと前哨戦を使うプランと直行のプランがありました。オーナーと相談の結果、馬の状態を見て最終的に直行の方がよりパフォーマンスを発揮できると判断したんです」
 次を見据えたものではない。「秋華賞をピークに仕上げる」と師。続けて「メンバー的に夏の上がり馬もいるでしょうが、気にすることなく、力を出せるように調整する。ええ、当然ですが、3冠を取れるようにやっていくだけですから」。史上初の無敗3冠牝馬へ―。指揮官の言葉は力強い。(大野英樹)
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