不正請求2800万円超か 三重大、2医師の告訴を検討

2020年9月8日 12時08分 (9月8日 12時32分更新) 会員限定
 三重大病院(津市)の男性医師2人がカルテに虚偽の記載をして診療報酬を不正に請求していた疑いがある問題で、病院は8日、2人が約2200件のカルテで手術症例を虚偽記載し、不正請求額は計2800万円を超える疑いがあると発表した。三重大は2人の刑事告訴を検討している。
 病院によると、男性医師2人は昨年3月までに、手術時に患者に投与していない薬剤のランジオロール塩酸塩を、投与したかのようにカルテに虚偽の記載をしていた疑いがある。診療報酬は、虚偽のカルテを基に不正請求していた。
 病院は今年3月以降、外部の医療関係者や法律家でつくる第三者委員会を設置して調査を進めてきた。4月から医師2人を自宅謹慎にしている。
 病院は「調査結果を真摯に受け止め、職員一丸となって再発防止に努める。関係者の処分などを厳正に行う」とコメントした。近く第三者委による調査報告を公表する方針。2人の行為は公電磁的記録不正作出・同供用罪に当たる可能性があるとみている。
 ランジオロール塩酸塩は、手術中の血圧調節に用いられる。三重大関係者によると、製薬会社が関与していた可能性もあるという。...

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