本文へ移動

大崎電機の4連覇阻止!トヨタ車体初V ハンド男子日本リーグ

2019年3月18日 02時00分

このエントリーをはてなブックマークに追加
初優勝し、トロフィーを掲げ、大喜びする渡部(20)らトヨタ車体の選手たち=東京・駒沢体育館で

初優勝し、トロフィーを掲げ、大喜びする渡部(20)らトヨタ車体の選手たち=東京・駒沢体育館で

  • 初優勝し、トロフィーを掲げ、大喜びする渡部(20)らトヨタ車体の選手たち=東京・駒沢体育館で
  • 滞空時間の長いシュートを放つトヨタ車体の吉野
 ハンドボール日本リーグ・プレーオフの男女決勝が17日、東京・駒沢体育館であり、男子は昨年と同じカードとなり、トヨタ車体は4連覇を狙った大崎電気に27-23で雪辱し、悲願の初優勝を飾った。日本代表の吉野樹(24)は、チームを勢いづける先制点などチーム最多の7得点をマークし、最高殊勲選手賞を獲得した。女子の北国銀行はオムロンを29-20で破り5連覇を果たした。
 トヨタ車体は、準決勝を1点差で勝ち上がった勢いそのままに大崎電気にぶつかっていった。吉野のプレーに鼓舞されるように他のメンバーも積極的に攻め、前半は17-11の6点差で折り返した。しかし、後半に入ると「初優勝に向け、残り時間がなかなか過ぎず、消極的になった」(渡部主将)。一時2点差に詰め寄られた。このしびれる場面でも、吉野は動じなかった。勝利を決定づける追加点を挙げた。
 準決勝では涙を見せていた。「いいプレーができなくて、周りに助けられて勝てたので、チームっていいなと思ったら泣けてきた」。だからこそ、この日の喜びはひとしおだった。「このチームで勝てたことがすごくうれしくて、この余韻にしばらく浸っていたい」
 昨年はルーキーとして決勝の舞台に立った。チームは敗れたが、吉野は殊勲選手賞に選ばれる活躍で、日本代表選出への足掛かりをつかんだ。今季は代表で経験を積み、ひと回り成長した。
 「日の丸を着けるのではない。背負う覚悟を持って、もっと堂々とプレーしろ。ミスを恐れるな」。弱気なプレーをした時、代表の先輩から受けた言葉が心に響いた。だから、大崎電気に追い上げられても、悠然としていた。「僕の中で日本一は通過点。世界に通用するプレーヤーになりたい」。最高殊勲者の視線は既に世界へ向けられていた。 (末松茂永)
 ▽男子決勝
トヨタ車体 27-23 大崎電気
(トヨタ車体は初優勝)
 ▽女子決勝
北国銀行 29-20 オムロン
(北国銀行は5季連続6度目の優勝)

関連キーワード

おすすめ情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ