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漆喰の力で感染防止  福井の壁紙製造「富士工業」  

2020年9月8日 05時00分 (9月8日 09時41分更新)
新型コロナウイルス感染防止対策として手すりなどに使う「漆喰パワーテープ、同シート」=福井市内で

新型コロナウイルス感染防止対策として手すりなどに使う「漆喰パワーテープ、同シート」=福井市内で

 抗ウイルス・抗菌テープ、シート開発

 壁紙の製造販売を手掛ける富士工業(福井市、南光雅仁社長)は新型コロナウイルス対策として日本伝統の壁装材「漆喰(しっくい)」を使ったテープとシートを開発し、七日から販売を始めた。抗ウイルス・抗菌効果が期待でき、同社は商業施設や医療・介護施設など不特定多数の人が訪れる施設での活用を想定している。
 製品は、漆喰の主成分である消石灰の強アルカリ作用に注目して開発した。塗膜表面は多孔質であるため、表面積が大きく、ウイルスや菌をキャッチしやすい構造になっている。抗ウイルス試験では塗膜に付着したウイルスを十五分で99%以上不活性化することが確認されており、消臭機能もある。使い方は施設のドアノブや手すり、壁に必要量をカットして張るだけ。安全対策を注力していることが分かるように製品には「ウイルス感染対策」と印字している。効果持続期間は約半年〜一年(汚れてきたら交換)。
 価格(いずれも税抜き)は「漆喰パワーテープ」(幅百二十ミリメートル)の二十五メートル巻きが一万三千二百円、五十メートル巻きが二万四千円。「漆喰パワーシート」(幅四百七十ミリメートル)の二十五メートル巻きが四万七千円、五十メートル巻きが九万二千円。(問)富士工業=0776(41)3350 (長谷川寛之)

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