夏山遭難、過去10年で最少 コロナ自粛や山小屋休業など影響か

2020年9月8日 05時00分 (9月8日 05時00分更新) 会員限定
 夏山シーズン(七〜八月)に県内で発生した山岳遭難が四十七件と前年同期の九十九件から半減し、過去十年で最も少なくなったことが県警のまとめでわかった。新型コロナウイルス感染を防ぐための登山自粛や山小屋の休業に加え、長雨や七月の豪雨で登山道が崩れたことが影響したとみられる。 (小寺香菜子)
 山岳安全対策課によると、遭難者も前年同期比五十四人減の五十二人と半減した。居住地別では県外四十六人、県内六人。死者・行方不明者は五人減の四人、負傷者は三十七人減の二十六人だった。遭難の理由は転倒や滑落、転落が半数を占め、三割弱が病気や疲労によるものだった。
 また、年齢別では、前年同期に全体の56・6%を占めていた六十歳以上が38・5%に減少。感染リスクを懸念した高齢者が登山を自粛したとみられる。
 山域別の遭難を見ると、例年登山者が多い北アルプスは最多の二十三件で全体の五割を占めたが、前年同期から27・9%減少。一方、北ア、八ケ岳、中央アルプスを除いた里山など「その他山域」での遭難は十二件と前年同期の六件から倍増した。山岳安全対策課の担当者は「感染リスクを避けるため、日帰りで気軽にいける場所に集中したので...

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