本文へ移動

打倒ガソリン!名大がEV初の総合V狙う 学生フォーミュラ日本大会

2019年7月20日 02時00分

このエントリーをはてなブックマークに追加
 「学生フォーミュラ日本大会2019」の中部地区発表会が19日、名古屋市内で行われ、名大、名工大、静岡大、トヨタ名古屋自動車大学校の4校が登場し、マシン製作のコンセプトや本大会に向けた意気込みを語った。特に電気自動車(EV)で過去最高の総合3位の記録を持つ名大は、マシンを大幅に改造。総合優勝に自信を深めている。
 名大は2016年大会で静岡理工科大との合同チームを結成してEVでの参戦を開始。翌17年から独立チームとなって総合4位、18年はEV最高の同3位と着実に順位を上げてきた。
 今年はさらに上を目指すため大改造を敢行。1モーター・リア2輪駆動から、4本の車輪それぞれにモーターを付ける4モーター4輪駆動方式を採用した。モーターは小型のインホイール形式にしたため車体重量が約10キロ軽くなって運動性能も向上。さらには、走行中のマシンのデータをピットでモニターできるテレメトリーシステムに加え、4輪を独立してコントロールできる横滑り防止装置のトラクションコントロールなど最新の技術を多く取り入れた。
 この日の会場に実車は持ち込まず、パワーポイントでの説明となったが、チームリーダーの豊島義弘さん(23)は「初めての取り組みだけど、これをやり切らないとガソリンエンジン勢に勝てないと思って実施した。ここまでのテスト走行でもいい結果が出ているので、本番までにしっかり調整すれば総合優勝できる」ときっぱり。
 本番レースは8月27日~31日に、静岡県のエコパ(小笠山総合運動公園)で行われる。海外の大会ではEVが優勝している例もあり、日本大会でのEV初の総合優勝も夢ではない状況となった。 (藤木充啓)
 ▼学生フォーミュラ大会 学生がレース専用車をつくってタイムを競い、製作過程も評価の対象になる。日本の大学を中心に世界各国からも参加している。公益社団法人自動車技術会が主催で文部科学省、経済産業省、国土交通省などが後援。17回目を迎える今年はガソリンクラス72台、EVクラスは過去最多の26台がエントリーしている。大会は8月27~31日、静岡県・エコパで行われる。

関連キーワード

PR情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ