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桜花学園コミュ力でまず1冠 高校総体バスケ、宿敵・岐阜女子対策バッチリ 

2019年8月3日 02時00分

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優勝を決め、抱き合って喜ぶ桜花学園の選手ら=鹿児島県の薩摩川内市総合運動公園総合体育館で(高畑章撮影)

優勝を決め、抱き合って喜ぶ桜花学園の選手ら=鹿児島県の薩摩川内市総合運動公園総合体育館で(高畑章撮影)

  • 優勝を決め、抱き合って喜ぶ桜花学園の選手ら=鹿児島県の薩摩川内市総合運動公園総合体育館で(高畑章撮影)
  • 前半、ゴール下で激しく競り合う桜花学園・岡本(左)
 全国高校総体(インターハイ)は2日、鹿児島県の薩摩川内市総合運動公園総合体育館などであり、バスケットボール女子の決勝では、桜花学園(愛知)が72-59で岐阜女子を退け、2年連続24度目の優勝を飾った。13年ぶりに決勝に進んだ男子の北陸(福井)は59-107で福岡第一に敗れ、準優勝だった。
 これぞ女王の戦いだ。手の内を知り合う東海地区のライバルとの決戦に挑んだ桜花学園は、主将の平下愛佳(3年)が厳しくマークされる中、他のレギュラー陣が積極的な攻撃を展開。第2クオーター(Q)5分すぎに勝ち越すと、その後はリードを広げた。
 81-50で制した6月の東海大会決勝後、ゴール下の留学生で守備を引きつけ、手薄な外角から攻める戦術など岐阜女子対策を磨いた。ライバルを返り討ちにし、井上真一監督(72)は「(警戒された平下愛以外も)各選手の積極的な攻撃が良かった」とたたえた。
 立役者の1人が岡本美優(3年)だ。7点差を追い付かれた第2Q、平下愛が止められていると感じ取り「守備陣を寄せるため、自分が攻め上がる」。残り4分半から当たり負けずにゴール下へ駆け込み、6得点1アシストで突き放した。「強気なスタイルで1本ほしい場面で取れた」
 例年以上にコミュニケーションにたけたチームだ。下級生からも愛称で呼ばれる岡本は、チームの仲の良さを「第2の家族みたい」と語る。普段は下級生からも練習やプレーの要望が活発に出て、チームワークが磨かれた。
 次に目指すのは、ここ2年進出を阻まれているウインターカップ決勝だ。「必ず決勝に進んで優勝する。そのために攻撃面をもっと磨きます」と岡本。女王は強くなるための歩みを止めない。 (高畑章)
 岐阜女子は試合前に想定した60点勝負に持ち込めず、2年ぶりの優勝を逃した。特に攻守でリバウンド確保に苦戦し、安江監督は「弱みの一つではあったが、安易なミスが多かった。桜花学園との差」と力負けを認めた。苦杯が続く桜花学園にウインターカップで雪辱するために「もっと個の能力を鍛え直さないと」と修正を見据えた。

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