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越前漆器 伝統守り革新へ 鯖江 

2020年9月7日 05時00分 (9月7日 10時00分更新)
惟喬親王鎮座800年記念の神事で手動ろくろの実演をする漆器職人=鯖江市の片山漆器神社で(蓮覚寺宏絵撮影)

惟喬親王鎮座800年記念の神事で手動ろくろの実演をする漆器職人=鯖江市の片山漆器神社で(蓮覚寺宏絵撮影)

 惟喬親王鎮座800年式典 手動ろくろ実演


 地元の人たちに「わん神様」と親しまれる惟喬(これたか)親王を祭る鯖江市片山町の片山漆器神社で六日、鎮座八百年の記念式典が営まれた。関係者ら三十人が参加し、歴史と伝統を守りながら革新していくことを祈願した。
 越前漆器は片山町が発祥の地。千五百年の歴史があり、その起源は継体天皇にまでさかのぼるとされる。惟喬親王は継体天皇の子孫にあたり、木を回転させ、椀(わん)やお盆を作るろくろの技術を発明し、その技術を近江の国周辺で伝えたという。
 式典では神事が営まれ、白装束姿の職人が、綱を引く手動の道具を使ってろくろひきを実演。椀の形をした木地に刃物を添えて削って整えた。引き続き、椀をモチーフにした石碑を除幕し、鎮座八百年の節目を祝った。
 こうした式年祭は初めて。片山神社氏子総代会と片山漆器商工会が開いた。 (清兼千鶴)

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