ユナイテッド ダービー制す 坂井に3−1 

2020年9月7日 05時00分 (9月7日 10時05分更新)

 サッカー北信越一部リーグは六日、坂井市のテクノポート福井スタジアムなどで第十一節が行われた。千三百六十六人が見守った福井ダービーは、福井ユナイテッドFCが坂井フェニックスに3−1で勝利した。福井の通算成績は4勝0敗、坂井は0勝4敗。
 前半は坂井のペース。体を張った粘り強い守備からリズムをつかみ、セットプレーから猛攻を仕掛けるも無得点。終了間際に福井がコーナーキックを手にし、FW山田雄太が先制ゴールを決めた。
 強風が吹き込んだ後半は、追い風に立った福井が攻め、立ち上がりに山田が2点目を獲得。坂井は24分にPKから1点を返して勢いに乗ったが、カウンターから41分に福井のFW金村賢志郎がゴールを挙げ、試合を決めた。
 次節は十三日に富山県の岩瀬スポーツ公園などで行われ、福井は富山新庄クラブ(富山)、坂井は新潟医療福祉大FC(新潟)と対戦する。
 ◇第11節

 先制し息吹き返す

 猛攻を浴びた。幾度となくセットプレーから攻められ、前半は流れを失った。
 首位を走る福井ユナイテッドFCにとって、反省点は多い。でも、苦しい中で1本のセットプレーを生かし、息を吹き返した。
 前半終了間際だ。コーナーキックから、ニアサイドでDF橋本真人がつぶれた。相手選手に当たったこぼれ球をFW山田雄太が見逃さない。豪快に蹴り込み、先制点を獲得。「僕は身長が高くない。狙い通り詰められた」とうなずいた。
 ここ二試合、圧倒する展開には程遠い。前節は大学生を相手に1−0、この試合でも退場者を出し最後まで勝敗はもつれた。だが、寺峰輝監督は下を向かない。「大勢の人が見守っている中で、予想していないことが起きた中で勝てた。今後の戦いにおいてポジティブになる」。1点目と3点目はリズムをつかめていない中での得点。「勝つチーム」の共通点と褒めた。
 守ってもリーグ四試合を終え、PKからの2失点のみ。不用意なファウルとミスは多いが、攻撃の流れから崩されてはいない。次節からは上位チーム同士の戦いが続く。指揮官は「全勝が絶対条件。しっかり勝ちを取れるように工夫したい」とにらんだ。 (谷出知謙)

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