3兄弟ボクサーの絆で後楽園切符!中村淳希が新人王決定戦へ 兄は声掛け 弟は仮想相手役

2019年11月11日 00時51分

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白熱した攻防を見せる中村淳希

白熱した攻防を見せる中村淳希

  • 白熱した攻防を見せる中村淳希

◇10日 プロボクシング 新人王西軍代表決定戦(大阪市・エディオンアリーナ大阪)

 プロボクシングの全日本新人王決定戦(12月22日、東京・後楽園ホール)の出場権を懸けた西軍代表決定戦が10日、大阪市のエディオンアリーナ大阪第2競技場であり。3兄弟ボクサーで知られるフライ級の中村淳希(19)=市野=は、2―1で判定勝ちした。

 3人分の思いを背負って後楽園へ!中村はリングサイドで見守った兄・祐斗の声掛けなどで冷静さを保ち、神崎との息詰まる攻防を僅差で制した。3年前に西軍代表決定戦で敗れた兄と、今年の中日本新人王決勝で敗退した弟・龍明が届かなかった、聖地への切符をつかんだ。

 「僕が連れて行くと、モチベーションにして臨んだ。試合前の分析通りにプランを遂行できた」

 市野会長が用意した動画をスマホに取り込み、空き時間も使って入念に分析。弟は敗退翌日から「仮想・神崎」としてスパーリングに協力し、二人三脚でコンビネーション対策を進めた。

 中1の時、3兄弟で一番遅くボクシングを始めた。小学生時代に水泳で培った肩甲骨周りの柔軟性を武器に戦う。兄と弟の存在は刺激で「競い、高め合う関係として3兄弟を印象づけ、もっと盛り上げたい」。

 後楽園は、リベンジの舞台だ。中3で出場した全国大会でTKO負けした。「嫌な記憶を取り払い、お祝いムードに変えてみせますよ」と中村。全日本でも、思いのこもった拳を見せてくれそうだ。

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