佐久長聖目標タイムに10秒及ばず…トップとのレベルの差痛感「満足はできないが納得はできる3位」
2019年12月23日 00時47分
◇22日 全国高校駅伝(男子)
男子は、一昨年優勝の佐久長聖(長野)が2時間2分28秒で3位に入った。豊川(愛知)は中盤以降に巻き返して、10位でゴール。優勝は男女とも仙台育英(宮城)で、1993年以来26年ぶり2度目のアベック優勝を果たした。男女アベック優勝は2015年の世羅(広島)以来。
佐久長聖は世代最強チームを証明しようと、2時間2分18秒を目標タイムに設定した。「このタイムを切って負けたら、相手をたたえよう」。高見沢監督はそう言って、選手を送り出した。
想定外だったのは、3区伊藤(2年)のブレーキだった。「設定より30秒近く遅かった」と高見沢監督。留学生が走った倉敷(岡山)や優勝した仙台育英(宮城)に水をあけられた。「優勝しか見えていないから、もろさも出た」。4区以降はペース配分などの変更を迫られ、難しい走りを強いられた。
ただ、故障者が相次いだ夏場は、入賞すら考えられない状況だった。そんな逆境を乗り越えての表彰台。昨年よりも順位を2つ上げた。鈴木主将も春先はけがで苦しんでおり、「チームメートに感謝したい」と話した。
関連キーワード
PR情報
News最新ニュース
-
西陵キャプテン平野叶苑は兄の分まで奮闘誓う きょう30日に古豪・秋田工と激突【高校ラグビー】
2020年12月30日
-
3連覇を狙う名城大の合言葉は「全区間区間賞での完全優勝」【富士山女子駅伝】
2020年12月29日